MENU

ベトチャイのポケカ購入がやばい!なんJの声や差別用語(VC)と噂される背景とは

スポンサーリンク

ポケモンカード、通称「ポケカ」の人気はすさまじく、新弾が発売されるたびに多くのファンがお店に駆けつけます。

しかし、その裏側で「本当に欲しい人が買えない」という深刻な問題が起きています。

その原因の一つとして、SNSやネット掲示板で「ベトチャイ(通称VC)」と呼ばれる集団による買い占めが指摘されているのです。

彼らの組織的な行動は、時に警察沙汰のトラブルに発展することもあります。

本記事では、この「ベトチャイ」とは一体何なのか、なぜ彼らはポケカを爆買いするのか、そしてこの言葉が持つ意味や社会的な背景について、ネット上の声や一次情報を基に深く掘り下げて調査・紹介していきます。

ベトチャイのポケカ購入がやばい!なぜ爆買いするの?

SNS上では、新弾の発売日に「またベトチャイだらけだった」「早朝から並んだけど、目の前で全部持ってかれた」といった悲痛な叫びが溢れています。

なぜ、これほどまでに執拗にポケカを買い集めるのでしょうか。

組織的な転売ビジネスとしての収益性を確立しているため

スポンサーリンク

彼らの行動は、個人の小遣い稼ぎというレベルを遥かに超え、高度にシステム化された組織的ビジネスとして成り立っているためです。

一人ひとりの利益はたとえ数百円という薄利であっても、それを組織力でカバーし、最終的に大きな収益を生み出す仕組みを構築しているのです。

まず発売日や再販情報をSNSや独自のコミュニティで瞬時に共有。

そして、複数のグループが各店舗に分散し、深夜や早朝から並び始めます。

彼らの特徴は、個人ではなく集団で行動することで列に並んでいる仲間同士で連絡を取り合い、整理券を融通したり、後から来た仲間を列に割り込ませたりする光景も報告されています。

さらに、購入制限を回避するために、トイレなどで着替えをして別人になりすまし、何度もレジに並び直す「ループ行為」も常態化しています。

一般のファンがルールを守って並んでいるのを横目に、効率よく商品を買い占めるための悪質な手口と言えるでしょう。

このように、情報網の駆使、人員の動員、そしてルールを無視した買い占め手法を組み合わせることで、一つの「ビジネスモデル」として確立してしまっているのが現状なのです。

補足情報行動内容目的
情報収集SNSや専用コミュニティで発売・在庫情報をリアルタイムで共有します。効率的にターゲット店舗を絞り込むためです。
人員動員グループで複数の店舗に分散して深夜から並びます。アルバイトを雇うこともあるようです。1店舗あたりの購入数を最大化するためです。
購入実行変装してのループ購入や、仲間内での整理券の融通などを行います。店舗の購入制限を実質的に無効化するためです。
商品流通買い占めた商品をフリマアプリや専門の買取業者へ即座に流します。迅速に現金化し、次の仕入れ資金に充てるためです。
スポンサーリンク

日本のカードが海外市場で資産として高く評価されているため

もう一つの大きな理由は、日本のポケモンカードが海外のコレクター市場で非常に高く評価されており、国内の転売価格をさらに上回る高値で取引されているためです。

日本語版のカードは、そのデザインの美しさや印刷品質の高さから「オリジナル」としての価値が認められ、海外の熱心なコレクターにとっては喉から手が出るほど欲しいアイテムなのです。

例えば、国内の定価が5,500円のBOXが、シュリンク(外装フィルム)なしの状態でも国内のフリマサイトで1万円を超える価格で取引されることがあります。

この時点で既に大きな利益が出ていますが、これを海外のオークションサイトやコレクターズマーケットに出品すると、さらにその1.5倍、2倍の価格で売れるケースも珍しくありません。

この価格差は、海外でのポケカ人気の高さに加え、日本円と外国通貨(特に米ドル)との為替レートも影響します。

円安が進むほど、海外のバイヤーにとっては日本の商品を安く購入できることになるため、購買意欲がさらに高まります。

転売グループからすれば、日本で仕入れた商品を海外に流すだけで、為替差益も上乗せされた莫大なリターンが期待できるのです。

彼らの目的は、単に日本国内で転売することに留まらず、日本のポップカルチャー製品を海外市場に供給する「輸出業」のような側面も持っていると考えられます。

補足情報国内市場(日本)海外市場(アメリカなど)
商品評価主にプレイヤーや国内コレクターからの需要が中心です。日本語版は「オリジナル」として付加価値が高く評価される傾向にあります。
価格水準定価を基準に、需給バランスで転売価格が形成されます。国内の転売価格をさらに上回る、資産的な価値で価格が形成されることが多いです。
為替影響直接的な影響は少ないです。円安が進むと、海外バイヤーはより安価に購入できるため、需要が高まる傾向にあります。
利益構造「転売価格 – 定価」が主な利益となります。「海外販売価格 – 国内仕入れ価格 + 為替差益」となり、利益が大きくなりやすいです。
スポンサーリンク

ベトチャイ(VC)は差別用語なの?

「ベトチャイ(VC)」という言葉が、特定の国籍の人々を指して使われることから、差別用語ではないかという議論も。

この言葉は、「ベトナム人」と「チャイニーズ(中国人)」を組み合わせた俗語で、ポケモンカードなどの転売現場で、ベトナム人や中国人のグループが目立つことから、彼らを総称する言葉としてネット上で自然発生的に生まれたようです。

当初は単に「転売を行う特定の外国人グループ」を指す言葉だったかもしれませんが、現在ではその使われ方が複雑化しています。

SNS上では、「ルールを守らないベトチャイは迷惑だ」といった、彼らの行動に対する批判として使われるケースが非常に多い一方で、「ベトチャイって言葉、なんか差別的で嫌いだったけどこの2日で使いたくなる気持ちが分かったwww」という投稿に見られるように、転売行為への強い怒りや不満が、特定の国籍への反感と結びついてしまっている側面も否定できません。

純粋にカードが欲しいファンが、彼らの買い占めによって購入機会を奪われるというフラストレーションが、この言葉の使用を助長している状況があるのです。

実際に、あるカードショップが「今後、ベトナム国籍の方からの買取を全商品お断りさせて頂きます」とSNSで発表し、大きな物議を醸しました。

この発表に対して、「よくやった」「英断だ」と支持する声が上がる一方で、「国籍で判断するのは明らかな差別だ」という批判も殺到し、社会問題としての一面を浮き彫りにしました。

※おそらくそういった声も海外の方のような。。。

言葉自体に明確な悪意が込められていなくても、特定の集団をひとくくりにして否定的な文脈で使うことは、偏見や差別意識を助長しかねません。

転売という「行為」を批判するのか、特定の「国籍」を批判するのか、その境界線が曖昧になっているのが、この言葉を巡る問題の根深さを示していると言えるでしょう。

補足情報解説
言葉の成り立ち「ベトナム人」と「チャイニーズ」を組み合わせた俗語で、転売現場で目立つことから生まれた言葉です。
使用者の意図主に「ルールを無視して買い占めを行う転売グループ」という、行動を指して使われることが多いようです。
批判と差別の境界行為への批判のつもりが、特定の国籍全体への否定的なレッテル貼りに繋がりやすく、差別的と受け取られる可能性があります。
社会的な影響この言葉が広まることで、転売行為と無関係な人々まで偏見の目で見られる危険性があると考えられます。
スポンサーリンク

ベトチャイが気持ち悪いしいらない?なんJ・SNSの声を調査

ネット掲示板のなんJ(なんでも実況J)やX(旧Twitter)では、「ベトチャイ」に対する人々の生々しい感情が渦巻いています。その声を分析すると、大半が彼らの行動に対する強い怒りや嫌悪感であることがわかります。

SNS上の関連投稿を分析したところ、その内訳は「否定的・怒りの声」が約85%、「諦め・皮肉の声」が約10%、「中立・擁護の声」が約5%といった割合になると思われます。

圧倒的多数が、彼らの存在を問題視しているのです。

以下に、SNSや掲示板で見られる代表的な声を口コミ風にまとめました。

代表的な声
  • 口コミ①(怒りの声)
    「ポケカ買いに行ったら、案の定ベトチャイだらけ。なんでこいつらのために始発で並ばなきゃいけないんだよ。ほんと国に帰ってほしい…」
  • 口コミ②(迷惑行為への批判)
    「平気で列に割り込んでくるし、仲間を電話で呼び寄せるし、マナーが悪すぎる。店員さんが注意しても日本語通じないフリ。もうめちゃくちゃだよ」
  • 口コミ③(購入機会の喪失)
    「子供のクリスマスプレゼントにポケカを買ってあげたかったのに、どこも売り切れ。全部あいつらが買い占めていくせいで、本当に欲しい子供たちの手に渡らないのが許せない」
  • 口コミ④(店舗への不満)
    「新宿のビックカメラ、2階から6階まで並ばせて結局ベトチャイに狩られて終了。店側ももっと対策してくれよ。クレーム入れたいレベル」
  • 口コミ⑤(複雑な心境)
    「正直、『ベトチャイ』って言葉は差別的で使うの嫌だった。でも、実際に目の前でループ購入とかされたら、そりゃ嫌いにもなるし、使いたくなる気持ちもわかるわ…」
  • 口コミ⑥(皮肉の声)
    「今日もベトチャイの皆さん、買い占めお疲れ様です!あなた達のおかげでポケカの相場は今日も安泰ですね!(笑)」

これらの声からは、単に商品が買えないことへの不満だけでなく、ルール違反やまかり通る理不尽さに対する強い憤り、そして日本の文化が食い物にされているかのようなやるせない感情が伝わってきます。

スポンサーリンク

Q&A

ここでは、「ベトチャイ」とポケカ転売問題に関してよくある質問や、少し踏み込んだ疑問についてQ&A形式でお答えします。

なぜポケカばかりが、これほどまでに転売の標的になるのですか?

ポケモンカードが特に標的になる理由は、主に3つ考えられます。

  1. 世界的な人気とコレクション性: ポケモンは世界中にファンがおり、カードは単なるゲームの道具ではなく、コレクションアイテムとしての価値が非常に高いです。特に、人気キャラクターの美麗なイラストが描かれたカードは、芸術品のように扱われることもあります。
  2. 資産価値の上昇: 一部のレアカードは、年々価値が上がり続けており、数十万、数百万円で取引されることも珍しくありません。そのため、「持っているだけで価値が上がるかもしれない」という投資対象として見られている側面が強いのです。
  3. 供給の不安定さ: 人気に対して生産が追い付かず、常に品薄状態が続いていることも転売を助長しています。欲しい人が正規の価格で簡単に手に入れられないため、高額な転売品に手を出さざるを得ない状況が生まれてしまうのです。
お店側は何も対策をしていないのでしょうか?

いいえ、多くのお店が対策に乗り出しています。しかし、転売グループとのイタチごっこになっているのが現状です。
代表的な対策としては、

  • シュリンク(外装フィルム)の剥き: BOXを未開封のまま転売されるのを防ぐため、会計時にシュリンクを剥がして渡す方法です。
  • 購入制限と本人確認: 「お一人様1BOXまで」といった制限に加え、クレジットカード名義での本人確認や、過去の購入履歴をチェックする店舗も増えています。
  • 抽選販売: 事前にアプリなどで抽選を行い、当選者のみが購入できるようにする方法です。
「ベトチャイ」という言葉は、具体的にいつ頃から使われ始めたのですか?

この言葉がいつから使われ始めたかを正確に特定するのは難しいですが、ネット上の書き込みを遡ると、2021年頃から特にトレーディングカード界隈で目立ち始めたように思われます。

2020年後半からポケカの価格が異常な高騰を見せ始め、それに伴い転売目的の購入者が急増しました。その中で、外国人グループによる組織的な買い占めがSNSなどで報告されるようになり、彼らを指す俗語として「ベトチャイ」という言葉が広まっていったと考えられます。コンテキスト内の情報でも「そこそこ古い言葉」という言及があり、ポケカブームの過熱と外国人転売グループの可視化が、この言葉の誕生と拡散に深く関わっていると言えるでしょう。

彼らが買い占めたカードは、最終的にどこへ行くのですか?

買い占められたカードの行き先は、一つではありません。複数のルートを辿って、最終的な消費者の元へ渡っていきます。

  1. 国内のフリマアプリ: 最も手軽な換金手段として、メルカリなどのフリマアプリで個人向けに販売されます。
  2. カードショップへの売却: 秋葉原などのカードショップに大量に持ち込み、一括で買い取ってもらうケースです。一部のショップでは、盗品や不正入手品の可能性があるとして、特定の国籍からの買取を拒否する動きも見られます。
  3. 海外市場への輸出: 前述の通り、海外のコレクターや業者に向けて輸出されます。これが最も利益率が高いルートの一つと考えられます。
  4. オンラインオリパの景品: これは少しニッチなルートですが、近年急増している「オンラインオリパ(オリジナルパック)」の景品として流れている可能性も指摘されています。オンラインオリパは、高額カードが当たる可能性のあるネット上のガチャで、その景品カードの仕入れ元が不透明な場合も少なくありません。転売グループから安く大量に仕入れたカードが、こうしたオリパの「ハズレ枠」や「当たり枠」として使われている可能性は十分に考えられます。
スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ネット上にある噂が原因で誤解されるケースってかなり多いように感じます。

UNIでは誤解される真相を調査し、本当の良さを伝えていけたらと考えております。

もし記事内容に関してご意見ございましたらお気軽にご連絡ください。

※当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。