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華麗なるギャツビーがひどい理由4選!原作との違いも?デイジーがクズ、かわいそうな葬式など噂を調査

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2013年のアメリカ合衆国の恋愛・ドラマ映画「華麗なるギャツビー」。

F・スコット・フィッツジェラルドの1925年の小説「グレート・ギャツビー」を原作としており、第86回アカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を受賞しています。

世界的に評価の高い作品ですが、検索結果などを見るとひどいとの噂があるようです。

今回はそんな噂の真相を調査しました。

目次
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華麗なるギャツビーがひどい理由1:原作との違いがある

F・スコット・フィッツジェラルドの小説『華麗なるギャツビー』は複数回映画化されていますが、バズ・ラーマン監督による2013年の映画版は、原作と比較して物語の枠組み、登場人物の描写、展開、音楽や視覚的演出において顕著な違いが見られます。

1974年のジャック・クレイトン監督版は比較的原作に忠実とされていますが、こちらも細かな相違点が存在します。

この作品に関する口コミは主に2013年の映画版が多いので、ここでは小説(原作)と2013年版の映画の違いをまとめます。

原作と2013年版の映画
  • 原作ではニック・キャラウェイが過去を回想する形で物語が語られますが、映画版では、ニックが精神療養施設に入所しており、アルコール依存症やうつ病の治療の一環として医師から勧められ、ギャツビーについての物語を執筆するという枠組みが追加されている
  • 原作はニックの視点からギャツビーの多面的な人物像を深く掘り下げていますが、映画版はギャツビー自身に焦点を当てている
  • 原作ではニックとの間に恋愛関係が発展し、プロゴルファーとしての不正疑惑も描かれるジョーダン・ベイカーですが、映画版では彼女の役割が大幅に縮小され、ニックとの恋愛関係もほとんど描かれていません
  • 原作のニックは単に「債券マン」だが、映画版では、ニックがアルコール依存症から回復しつつある人物として描かれ、これが彼が物語を執筆する動機付けとなっている
  • 原作では、ギャツビーの葬儀には父親と「アウル・アイズ」と呼ばれる男性が参列するが、映画版では誰も葬儀に現れず、ギャツビーの孤独感がある など

映画化に際しては、視覚的な魅力や現代の観客への訴求力を高めるための脚色が加えられることが一般的ですよね。

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華麗なるギャツビーがひどい理由2:デイジーがクズで嫌い

華麗なるギャツビーはフランシス・スコット・フィッツジェラルドの小説「偉大なギャッツビー」の再編映画であり、出演はレオナルド・ディカプリオなど豪華キャストが起用され、第47回米国アカデミー賞衣装デザイン賞、歌曲・編曲賞を受賞するなど、世界的に話題となった映画なのですが、実際に観た人の口コミには「ひどい」「観ていて感じが悪い」などといった低評価な口コミが相次いでいます。

中でも特に多かった口コミが「デイジーがクズで嫌い」というものです。

「かわいいおバカさんになるのが女の一番の幸福」というデイジーは、自動車事故の後悩んだ末にトムと一緒にいることを選び、ギャツビーの前から消えます。

デイジーは彼女自身の危機に陥った時、総合的に判断をしてトムを選んだのです。

また、衝撃の結末では全ての罪がギャツビーになすりつけられても沈黙をして、葬式にも出ず、トムと一緒に旅行へ出かけてしまいます。

この結末には「デイジーひどすぎる」「クズ」などとデイジーのとった薄情な行動に非難が集中し、気分を悪くしてしまった人が少なからず存在しました。

確かに、愛してもらったにもかかわらず、ギャツビーに罪を着せ、葬式にも行かないのは、信じがたいほどに薄情です。

しかし、デイジーは「薄情でクズな女」という反面、「意志の弱い人間」という見方も出来、クズな女に見えて実際には「自分の罪と向き合えず、自分の立場が悪くなったら強い人間に頼る」意志の弱い人間とも捉えることが出来るのです。

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華麗なるギャツビーがひどい理由3:誰もお葬式に出席しなくてかわいそう

華麗なるギャツビーは製作費は1.04億US$と、日本円で114.9億円となり、世界興行収入は約389億円におよぶほどの超大作となりました。

しかし、ネット上では「華麗なるギャツビーひどい」「気分が悪い」などと、華麗なるギャツビーへの批判の声が多く寄せられています。

特に注目されたのが「結末」部分であり、多くの人が「誰もお葬式に出席しなくてかわいそう」と感じているのです。

華麗なるギャツビーの結末は、ギャツビーが浮気相手だと信じたジョージは憎しみが抑えきれず拳銃を持ってギャツビー邸に乗り込みます。

そして、ニックと電話をしていたギャツビーを背後から撃ち「デイジー」と呟きギャツビーは息絶えてしまい、その後、ニックがギャツビーの葬式について伝えようとデイジーに連絡をするも繋がらず、結局ギャツビーの葬式にはニックだけが参列しただけでした。

この結末に多くの人が「かわいそう」と感じ、孤独な最期に同情の声が多く寄せられ「後味が悪い映画」と評価されることとなったのでした。

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華麗なるギャツビーがひどい理由4:次元が離れていて共感できない

「アメリカ文学界最高峰」とも言われている華麗なるギャツビーですが、実際に観た人の口コミには低評価が相次いでいます。

「デイジーがクズすぎる」「ギャツビーがかわいそう」などが原因でひどい映画と評価されていますが、中には「次元が離れすぎていて共感できない」という理由も多く存在します。

快楽的な生活を送る謎の富豪ギャツビーの意外な正体を、ある女性との恋を絡めながら映しており、貧乏人がお金持ちに恋をし、どうしようもない身分の差と燃えるような情熱を儚く描いた非恋物語なのですが、その構成になかなか共感出来ず「つまらない」と感じてしまう人が多発しているのです。

実際に華麗なるギャツビーを観た人の口コミは下記の通りです。

・演出が過激すぎる
・恋愛色強いけど誰にも共感してもらえない
・ギャッビーの思いが重すぎる
・世界観に共感できない
・どの登場人物にも共感できない

このように、構成に共感できないと感じている人は多く、次元が離れすぎた設定に感情移入出来ない人が多発し、誰もが「異世界感」が抜けず楽しめない状況であることが分かりました。

そして、誰もがギャツビーに同情はするものの、観る人によっては共感しづらく、結果として「華麗なるギャツビーはひどい」と言われてしまったのでした。

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華麗なるギャツビーについておさらい

華麗なるギャツビーとは、アメリカ合衆国の小説家F.スコット・フィッツジェラルドの小説「偉大なギャツビー」の映画化です。

アメリカ中西部、ノースダコタの貧農の家に生まれながら立身出世を夢見る純朴な努力家ジェイ・ギャツビーが、貧しさゆえに失った恋人デイジーを取り戻すためにいかがわしい手段によって巨万の富を得た後、デイジーに近づくも誤解されて射殺されるという物語となっています。

華麗なるギャツビーが向いている人

『華麗なるギャツビー』は、登場人物たちの強い想いや、きらびやかな時代の裏側にある複雑な人間模様が描かれた物語です。

どんな人がこの物語にハマりやすいか、紹介します。

・一途なキャラクターが好きな人
・人間の裏表に興味がある人
・過去の恋愛を引きずる気持ちがわかる人
・ドロドロした人間関係や心の動きが好きな人

好きな人や夢のために、まっすぐに頑張るけど、ちょっと危なっかしい主人公(ギャツビー)を応援したくなる人には本当にぴったりです。

ひたむきさは、時に痛々しくもありますが、心を揺さぶられます。

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この記事を書いた人

ネット上にある噂により誤解されるケースってかなり多いです。
このサイトでは誤解される真相を調査し、本当の良さを伝えていけたらと考えております。

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