神奈川県横浜市青葉区桂台にある田奈高校ですが、検索結果を見る限りひどいと誤解されているようです。
（出典：Google）
今回はそんな噂について調査しました。
田奈高校がひどいと誤解される理由1：いじめが多いとの噂があるため
神奈川県横浜市青葉区にある公立高校の田奈高校は、TikTokの「やりらふぃー」で話題となりました。
田奈高校がなぜ有名になったかというとTikTokで「やりらふぃー」の楽曲に生徒3人が振付をして踊ったことがきっかけなのです。
TikTokをきっかけに世間で話題となった田奈高校ですが、実はいじめが多い学校とも言われています。
ネット上には以下のような口コミも。
このように田奈高校のいじめに関する口コミが寄せられており、「田奈高校」と検索するとすぐに「いじめ」と検索されるほどです。
（出典：Google）
ただ、どの学校でも多少こういったことはあるかと思います。
田奈高校がひどいと誤解される理由2：校則が緩すぎる？噂があるため
公立高校は私立高校に比べて校則が緩めであると言われていますが、田奈高校は校則が緩いと言われています。
ネット上の口コミによると、田奈高校では基本的に下記のことが許されているようです。
田奈高校の校則には「制服で登校する」ことと記載されていますが、制服で登校せずにジャージやパーカーなどで登校する生徒もいるようで、先生も諦めているような人もいるとのことでした。
田奈高校の口コミから
とても緩い校則です。
スカート、ワイシャツ、冬はブレザー着用で、それ以外だとパーカーを着ている人やスカートの下にジャージを着てる子もいました。
授業中の携帯やメイクをしている人がいますが注意してもはんこうしてるひとがいました、三年になってクラスによっては落ち着きます。
態度が悪い割りには退学にならず次の年にもいるので不思議に思っています。（引用：Yahoo!知恵袋）
また、ネット上に掲載されていた情報では田奈高校の校則は「授業中に食べない」「授業中に携帯を机の上に出さない」「授業中に意味もなく席を立たない」「授業中に化粧をしない」といった情報が投稿されており、校則が緩いことが羨ましい人からは「こんな高校に行きたい」と思うこともあるようです。
田奈高校がひどいと誤解される理由3：不良が多い？噂があるため
田奈高校はいじめが多く揉めごとが日常茶飯事として有名ですが、それは田奈高校に「不良が多い」ことも原因の一つとなっています。
田奈高校に不良が多いと言われる理由は下記の通りです。
田奈高校は不良が多いと言われていますが、どの高校にも不良は存在するかと思います。
一方で以下のように良い口コミも多いのも事実です。
田奈高校の良い口コミ1：図書館がカフェになっている
田奈高校では、校内の図書館を在校生や卒業生の居場所づくりとして活用する「ぴっかりカフェ」という取り組みを行っています。
ぴっかりカフェでは、コーヒーやジュースを無料で飲みながらくつろいだカフェのような雰囲気の中で生徒と先生が気軽に利用できる場所として、また、若者を支援する専門家と大学生のボランティアスタッフがスタッフとなり、何気ない会話や生徒の悩みを聞いてくれる相談窓口としてスタートしました。
ぴっかりカフェは生徒に大人気であり、昼休みになると「ぴっかり図書館」にはたくさんの生徒たちが集まり、ドリンクを飲みながら談笑したり楽器を演奏したりと、サロンとしての機能を果たしています。
さらに、普段なかなか相談できないことも、年齢の近い大学生ボランティアや市民ボランティアの人たちに相談し、よいアドバイスを貰うことも少なくありません。
田奈高校の良い口コミ2：TikTokに強い
田奈高校と聞くと「TikTok」を思い浮かべる人も少なくなく、SNS上で話題となりました。
田奈高校がここまで有名になったのは、TikTokで「やりらふぃー」と呼ばれる楽曲に生徒3人が振付をして踊ったことが最大の理由であり、TikTokでそれが大流行し全国的なムーブメントとなりました。
また、田奈高校の校歌は海外アーティストが作成したことでも有名です。
なぜ海外のアーティストが田奈高校の校歌を作ったのかというと、「CHERNOBYL2017－Meland×Hauken(feat.Benjamin Beats)」という曲を作曲した「Meland×Hauken」というアーティストが今回の大流行に感謝したからなのです。
日本の高校の校歌ではありえないような校歌に、YouTubeではさらに話題となりました。
このように、TikTokで話題になったり校歌を海外アーティストが作ったりといった、一般の高校では考えられないようなことが起こったことで、田奈高校＝TikTokが強くクリエイティブといった印象となったことが考えられます。
田奈高校は「TikTok科がある」といった情報も浮上していますが、実際にはTikTok科というものは存在せず、普通科となっています。
しかし、一部の生徒がインスタグラマーとして活躍していたり、校内で数々のTikTok動画が作成されていたりすることから、田奈高校はTikTok強豪高校といっても過言ではないでしょう。
田奈高校はどんな子に向いているのか？
今回は田奈高校について紹介しました。
田奈高校は他の公立高校に比べて校則が緩い高校と言われているだけでなく、TikTok強豪校としても有名です。
また、先生と生徒の距離が近く、先生と和気あいあいとした雰囲気で過ごせるとも言われているので、居心地が良い学校生活が送れることでしょう。
さらに、田奈高校に通う人の多くが就職をするか専門学校に通う進路となっていますが、東大に合格したという実績もあるようなので、大学進学を考えている人にも向いている高校となります。
ぴっかりカフェやTikTokで何かと話題になる田奈高校は、「楽しそう」という印象を持つ人が多いので、先生と生徒の距離が近く、のびのびとした学校生活を送りたい人には大変おすすめの学校なので、進路に迷っている人はぜひ田奈高校も検討してみて下さい。
そもそも田奈高校とは
神奈川県立田奈高等学校は、神奈川県横浜市青葉区に所在する公立校等学校です。
1978年に創立され、2003年には学力向上フロンティアハイスクール事業の研究指定となり、2007年には神奈川県より「学習意欲を高める全日制の新たな学校のしくみづくり」の指定となりました。
また、主な卒業生は安斉かれんさんや歌手の長瀬智也さんがいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 神奈川県立田奈高等学校 |
| 設立年 | 1978年（昭和53年） |
| 所在地 | 神奈川県横浜市青葉区桂台2-39-2（〒227-0034） |
| 運営主体 | 神奈川県 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 学科 | 普通科（クリエイティブスクール） |
| 課程 | 全日制 |
| 制度 | 学年制 |
| 学期 | 2学期制 |
| アクセス | 東急田園都市線「青葉台駅」より東急バスで「田奈高校」下車 徒歩約3分 |
| 進路状況（2021年度） |
四年制大学: 9.6% 短期大学: 1.2% 専門学校: 25.4% 就職: 38.1% 進路未定: 25.4% |
| 部活動（運動部） | 硬式野球、サッカー、陸上、硬式テニス、バドミントン、剣道、バスケ、バレー、卓球、ラグビー、ソフトボール、ダンス |
| 部活動（文化部） | 吹奏楽、軽音、美術、パソコン、茶道、アニメ研究、文芸写真、被服、書道、演劇 |
| 統合予定 | 2026年に神奈川県立麻生総合高等学校と統合予定 |
| 著名な卒業生 | 大塚愛里、川口ゆま、中山正敏、和田まどか、安斉かれん、西野入流佳 |
