「スマブラ」シリーズに登場するキャラクター「ロボット」(R.O.B.)は、その独特な戦闘スタイルや強力な技から、プレイヤーたちの間で色んな声が上がっているようです。
「横B」が強すぎると感じる声や、「うざい」と思われる理由について深掘りしていきたいと思います。
ロボットの元ネタ、うざいとされる技の理由、対策方法を詳しく解説します。
ロボットがうざい・やばいと噂される理由とは
ロボットの技や動きが「うざい」「やばい」と感じられる要因について、いくつかの理由があります。
ロボットは、そのユニークな技のセットと戦術が他のキャラクターと比較して非常に厄介だと感じられる場合が多いです。
特に、次の三つの要素が「うざい」とされる原因になっているようです。
空Nの後の隙が少ない
ロボットの空中ニュートラル攻撃(空N)は、攻撃範囲が広く、後隙が非常に少ない技です。
これにより、ロボットが相手に対して圧力をかけ続けることが可能です。
空Nをガードしても、ロボット側はすぐに次の攻撃に移れるため、相手は常に防御を強いられることになりますね。
空Nのリーチの長さと、攻撃が当たった後の有利フレームも、「何度も攻撃を振れる」というプレッシャーを相手に与える要因です。
空Nの特性上、地上でも空中でも強い圧力をかけられるため、多くのプレイヤーが「やりにくい」と感じることが多いようです。
相手としては、ガードを崩したり、回避行動を取ったりといった工夫が必要になりますが、これらもまたリスクを伴います。
ロボットの空Nは、実質的に相手を詰ませるような場面を作り出せるのです。
コマの即死コンボが強すぎ【コマと横B】
ロボットの「下B」である「コマ」を使ったコンボは非常に強力です。
コマは地面に設置してから一定時間回転し続け、その間、相手に対して攻撃判定を持ち続けます。
ロボットのプレイヤーは、コマを設置した後に相手の動きを予測し、そこに横B(アームスピン)を狙うことで、一気に撃墜を決めることができるのです。
このコンボは特に「即死コンボ」として恐れられており、低~中パーセントの相手に対して効果的に決まりますね。
ロボット使いが巧みにコマを使い、相手を画面端に追い詰めると、そのまま横Bで撃墜される可能性が非常に高くなります。
こうした状況を作り出されると、対戦相手としては一度ミスをすると即座に敗北に直結するため、プレッシャーが大きくなります。
コマを使った攻撃が簡単に避けられない状況を作り出せることが、ロボットが「うざい」とされる理由の一つではないでしょうか。
崖付近での空N→横B
ロボットが崖際で展開する「空N→横B」コンボも、非常に厄介です。
崖付近で空Nを当てて相手を浮かせた後、横Bで追撃して撃墜を狙うというシンプルな流れですが、その効果は絶大です。
ロボットの空Nはリーチが長く、攻撃が当たれば続けて横Bでの撃墜が確定する状況になるため、相手は非常にやりづらく感じることが多いのです。
このコンボの厄介なところは、崖上がりの選択肢が限られてしまう点にあります。
崖からジャンプしようとすれば空Nで潰され、回避上がりも狙われやすい。
コマも一緒に設置されていれば、その場上がりや攻撃上がりも安全ではありませんね。
結果として、相手は非常に狭い選択肢の中で戦わざるを得なくなり、「やりにくい」と感じるプレイヤーが多くなるのも無理はないでしょう。
ロボットの横Bがやばい!どう対処したらいい?
ロボットの横B(アームスピン)は、スーパーアーマーを持ち、相手の飛び道具を反射するという性能があります。
多くのプレイヤーがその強力さに苦しんでいるようです。
ただし、いくつか有効な対策があります。
- ガードを使う:横Bはスーパーアーマーがあるため、普通の攻撃では止められません。しかし、ガードを固めることで、後隙を狙って反撃が可能です。ただし、崖端でのガードにはシールドブレイクのリスクもあるので、気をつけなければなりませんね。
- 回避行動を利用する:横Bは横方向に広い攻撃範囲を持つため、地上で対応するには横回避や空中回避が効果的です。攻撃が接近するタイミングを読んで回避することで、ロボットの攻撃をかわしやすくなります。
- 飛び道具で牽制する:ロボットの横Bは反射能力を持ちますが、発動までに少し時間がかかるため、タイミングよく飛び道具を使うことでリズムを崩せます。反射されるリスクもありますが、うまく使えば牽制として機能します。
- 上からの攻撃を狙う:横Bには上方向の攻撃判定が弱いため、上からの攻撃で反撃することが有効です。特に空中攻撃に優れたキャラクターであれば、うまく対応できるでしょう。
このように、対策を講じることでロボットの横Bに対応しやすくなると思います。
しっかりと対策を練ることを考えて対策するのが重要ですね。
スマブラのロボットの元ネタは「ファミリーコンピュータ ロボット」という周辺機器
ロボットの元ネタは、1985年に任天堂が発売した「ファミリーコンピュータ ロボット」という周辺機器です。
このロボットは、ファミリーコンピュータ(ファミコン)と連動して遊ぶために作られたもので、専用のゲーム「ジャイロセット」や「ブロックセット」で使用されました。
ロボットはテレビ画面の光に反応し、物理的にジャイロやブロックを操作するという、当時としては画期的な体験を提供するものでした。
北米では「R.O.B.(Robotic Operating Buddy)」として発売され、NESと連動して遊ぶためのアクセサリーでした。
日本版と異なり、色も違っていたことが興味深いところです。
アメリカでは灰色を基調としたデザインが採用され、異なる市場に合わせたデザインが用意されていたのです。
その後、「スマブラX」での参戦をきっかけに、「スマブラ」シリーズではファイターとして登場することとなります。
ロボットのデザインやコンセプトは、ファミコン時代のものをそのままにしつつ、ゲーム内でのキャラクターとしての特徴が追加されました。
たとえば、目からのビームやコマ(下B)などの技は、元ネタの機能をゲームにうまく取り入れたものです。
このように、ロボットは単なるゲームキャラというより、任天堂の歴史を感じさせる存在でもあるのではないでしょうか。
スマブラのロボットが向いている人
ロボットは、その特殊な技の組み合わせとプレイスタイルから、特定のプレイヤーに向いているキャラクターです。
特に、飛び道具を駆使して遠距離から戦いたい人や、重量級キャラクターの扱いに慣れている人には非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
- 飛び道具で攻めたい人:ロボットの「コマ」や「レーザー」は、相手に遠距離から圧力をかけるために非常に優秀です。これらの技を駆使して戦況を有利に進めたいプレイヤーにはうってつけです。
- 重いキャラクターに慣れている人:ロボットは重く、吹っ飛ばされにくい特性を持っています。そのため、耐久力を活かしてじっくりと戦うスタイルが好きなプレイヤーにも向いているでしょう。
- 崖際での駆け引きが得意な人:ロボットの復帰能力と崖際での強力なコンボを使いこなせると、相手に大きなプレッシャーをかけることができます。崖上がりの読み合いを楽しむプレイヤーにとっては、非常に楽しいキャラクターなのではないでしょうか。
ロボットを使いこなすには、彼の強みと弱点をしっかりと理解し、適切に戦術を組み立てる必要がありますね。
「うざい」要素を逆手に取り、戦況を有利に進めることができるプレイヤーにとっては、間違いなく強力なキャラクターです。