累計部数1億3,000万を記録している大人気漫画「美味しんぼ」。
栗田ゆう子は大富豪の団社長と売れっ子カメラマンの近城から結婚を申し込まれますが、最終的には思いを駆せていた山岡と結婚します。
しかし、検索結果などを見ると「結婚後がひどい」「栗田が性格悪い」などといった噂があるようです。
今回はそんな噂の真相を調査しました。
ちなみにネットでの全巻セットの圧倒的な最安値は以下でした。ご参考までに。
美味しんぼの栗田ゆう子がクズで性格悪い?結婚後がひどいとの声はなぜ?
美味しんぼに欠かせないヒロイン・栗田ゆう子ですが、検索結果に「栗田ゆう子 クズ」「結婚 ひどい」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
毒舌すぎる?
栗田ゆう子はかなりの毒舌であり、衝撃を受けた読者は少なくありません。
気分が落ち込んでいる山岡士郎に対して「あれじゃ去勢された牛」と言ったり、山岡士郎に出されたお寿司を横取りして「山岡さんはえっらそーに能書きたれているだけ」と言ったり、さらには山岡士郎が作った料理に対して「不潔な雑巾の匂い」とまで言い放ちました。
皆のアイドルとして人気の高い栗田ゆう子ですが、所々キラーぶりが発揮されることもあるのが、栗田ゆう子の魅力なのかもしれませんね。
- 「まずかったら死刑」
妊娠中期に差しかかった栗田が、夫・山岡士郎との関係に軋轢が生じた際に放った衝撃的なセリフ。「用意した料理が、美味しければ許す。まずかったら死刑。」という提案は、毒舌ぶりを象徴しています。 - 「なんだか不潔な雑巾のような匂い」
カリフラワーのグラタンを食べた際に放った一言。匂いに敏感な栗田が、好物のセロリですら食べられなくなった状況での辛辣な表現です。 - 「その汚らしい土鍋、普通の土鍋なんでしょ!?」
年季の入った土鍋を見た際に、もっとオブラートに包んだ言い方ができるにもかかわらず、直球で伝えたセリフ。これぞ栗田節と言える一言です。 - 「山岡さんはここのお寿司食べる資格ないわね」
寿司職人の真心を評価しつつ、山岡士郎を「ぐーたらで何もしない」と非難したセリフ。彼女の鋭い観察力と毒舌が光る場面です。 - 「あれじゃ去勢された牛」
宮崎県内のステーキ店で出された肉に対する辛辣なコメント。牛肉の質に関する知識を背景にした鋭い指摘です。 - 「ヒラメがシャッキリポンと、舌の上で踊るわ!」
独特な食レポ表現で知られる栗田のセリフ。舌が肥えたことを象徴する一言です。
雄山の遺産目当て?
山岡士郎と栗田ゆう子は最終的には結婚し、ハッピーエンドとなります。
しかし、栗田ゆう子の結婚に納得がいかない読者もたくさんいます。
栗田ゆう子を射止めた山岡士郎は、喧嘩っ早い一面はありますが、誰にでも分け隔てなく優しい心の持ち主です。
そんな優しい男性を選んだ栗田ゆう子が、なぜ「クズ」と言われているのかと言うと、山岡士郎の父親の遺産目当てで結婚したのではとの憶測が飛び交っているのです。
山岡士郎は父親の雄山と縁を切ったと言ってはいるものの、心の底では繋がりがあるのではと栗田ゆう子は肌で感じていたはずであり、雄山の遺産も期待できます。
団社長や近城からも思いを寄せられていた、栗山ゆう子。
山岡士郎は団社長や近城と比べても見劣りするような男性であるため、栗田ゆう子が山岡士郎を結婚相手に選ぶのは不自然と感じる人も少なくありません。
最終的に、栗田ゆう子は団社長や近城ではなく山岡士郎を選び、結果、読者から「クズ」と言われることとなったのです。
皆のヒロインであるにも関わらず、「クズ」「偽善者」などといった批判的な声が集中している栗田ゆう子。
しかし、栗田ゆう子のブラックな一面がより人間味を感じされてくれることで、どこか親近感を抱いてしまうのです。
美味しんぼの良い口コミ1:漫画に登場する料理が美味しそう
日本のグルメブームを担うほどの人気を誇る「美味しんぼ」。
東西新聞文化部社員の山岡士郎と栗田ゆう子が、様々な問題を料理で解決していくグルメ漫画には、観ている側もよだれが出るほど美味しそうな料理が数多く登場します。
中でも特に美味しそうと人気が高かったのが「仏跳牆」です。
仏跳牆(ファッチューチョン)とは、干しアワビや貝柱、ナマコなどの乾物を主体とした高級食材を煮込んで作る海鮮スープです。
美味しんぼでは、「究極のメニューの一つ」として紹介されたこともあり、仏跳牆には「自分に厳しくある修行僧でさえ、その香りを嗅ぐと我慢できず壁を跳び越えてきてしまう」という意味があります。
中華料理店でも取り扱われている料理であるため、美味しんぼファンであれば誰もが一度は食べてみたいと思ったことでしょう。
また、至高VS究極のオーストラリア回で登場した、「オーシャントラウトのコンフィ」も人気料理の一つです。
鱒をオイルに漬けてマリネにし、油脂の中で低温で加熱、最後に刻んだ塩昆布を乗せた料理であり、オーストラリア・シドニーの高級レストラン「Tetsuya’s」の有名な一品です。
セレブの口に合うほどの料理は、一体どんな味がするのか、気になります。
このように、美味しんぼには数えきれないほどの料理が登場しており、どれも食用を掻き立てるほどの魅力があることが分かりました。
美味しんぼに登場するレシピを再現したという人も少なくなく、多くの人が美味しんぼの料理に魅了されています。
美味しんぼを読む際は、お腹が空く夜中の時間帯は避けた方が良さそうですね。
美味しんぼの良い口コミ2:ストーリーが面白い
グルメ漫画の代表作「美味しんぼ」は、読者を魅了する料理だけでなく、ストーリーも面白いと高く評価されています。
美味しんぼは1983年からスタートした長期連載グルメ漫画であり、一般的な和洋中の料理や伝統料理やエスニックなど、取り上げるテーマは多岐に渡ります。
グルメ全般の知識に驚かされることも多く、誰もが一度はグルメの新常識に衝撃を受けたのではないでしょうか。
しかし、美味しんぼはグルメ漫画という枠を超えて、作中で展開される人間ドラマも魅力的です。
登場するキャラクターは皆それぞれに悩みを抱えています。
そんな悩めるキャラクターたちに、山岡士郎と栗田ゆう子は料理を通して解決へと導いていくのです。
グータラすぎる性格の一方で、食のことになると意欲と才能を開花させる山岡士郎。
皆んなのアイドルで、山岡士郎と共に究極のメニュー作りに奮闘する栗田ゆう子。
美味しんぼに登場するキャラクターの誰もが個性的で、どんな人間ドラマが展開されるのかと、一度読んだら止まらないほどに中毒性がある漫画です。
人間とは何か、人生とは何かを教えてくれるのが、美味しんぼに隠された魅力です。
グルメと人情が合わさった「美味しんぼ」は、唯一無二のグルメ漫画なので、ぜひ一度読んでみてくださいね。
美味しんぼについておさらい
美味しんぼとは、原作・雁屋哲さん、作画・花咲アキラさんによる日本の料理・グルメ漫画作品です。
「ビッグコミックススピリッツ」にて1983年20号より連載され、第32回小学館漫画賞青年一般部門を受賞しました。
怠け者で食に関しては妥協を許さない新聞記者の山岡士郎が、食に関するトラブルを解決したり、文化遺産に残るような究極のメニューを考えていくグルメ漫画です。
グルメ漫画ブームの中心の一つとなった作品で、単行本は100巻を超える長期連載となりました。
また、タイトルの「美味しんぼ」は、フランス語の「グルマン」に近い意味で、「美味しいものをたくさん食べたい」という意味が込められています。
美味しんぼはどんな人に向いている?
今回は、美味しんぼに対する声を調査しました。
美味しんぼとは、原作・雁屋哲さん、作画・花咲アキラさんによる日本の料理・グルメ漫画作品です。
東西新聞社に勤める山岡士郎と同僚の栗田ゆう子が、食を通じて様々な問題を解決していくという、国民的大人気作品です。
美味しんぼが向いている人は、次の通りです。
美味しんぼは、食を通じて人々の悩みを解決する人間ドラマも見どころの一つです。
山岡士郎の父親との確執や、究極のメニューで展開されるバトル、普段はグータラな主人公のギャップなど、美味しんぼには数えきれないほどの魅力があります。
日本を代表する漫画と言っても過言ではないので、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてくださいね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 美味しんぼ |
| 作者 | 雁屋哲(原作)、花咲アキラ(作画) |
| 掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ(小学館) |
| 連載期間 | 1983年 – 休載中 |
| ジャンル | グルメ漫画 |
| 主な登場人物 | 山岡士郎 栗田ゆう子 海原雄山 大原社主 富井副部長 |
| あらすじ | 東西新聞文化部の記者である山岡士郎と栗田ゆう子が、創刊100周年記念事業として「究極のメニュー」作りに奔走する中で、様々な食に関するテーマや人間ドラマが描かれる。対立する山岡の父・海原雄山が提唱する「至高のメニュー」との対決も大きな軸となる。 |
| 主なテーマ | 食文化、食材、調理法、食を取り巻く社会問題、親子関係、人間模様など |
| 特徴 | 詳細な食材や調理法の描写 食に関する深い知識や蘊蓄の紹介 個性豊かな登場人物たちの人間ドラマ 時事的な社会問題や食文化への提言 |
| メディア展開 | テレビアニメ、実写映画、ゲームなど |







