メジャーで活躍する大谷 翔平選手やダルビッシュ選手など多くの有名選手がこれまで所属していた北海道日本ハムファイターズですが、一部で弱い・ひどいと噂されているようです。
今回はそんな噂の原因について調査しました。
日本ハムがひどい・弱い?ガラガラって本当?

「日本ハムがガラガラ」という噂ですが、観客動員に苦戦した東京時代や、チームが低迷した2022年から2023年にかけてメディアで散見されました。
新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」開業初年度の2023年も、チームの成績不振から空席が目立つ試合がありましたが、その後のチーム成績の向上に伴い観客動員数はV字回復を遂げ、2025年には札幌ドーム時代を超える最多動員数を記録するなど、現在では「ガラガラ」という状況を払拭しています。
ちなみに2023年以前、後楽園球場を本拠地としていた時代は、パ・リーグ全体の人気がセ・リーグに比べて低く、観客席に空席が目立つことは珍しくありませんでした。

また、北海道移転後、人気球団として定着しましたが、栗山監督時代の末期から新庄監督就任直後にかけてチームは低迷期に入り、2年連続最下位となった2022年、2023年は観客数の減少が顕著でした。
2023年に新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」が開業したものの、チームの不振が続き、平日の試合では観客数が1万人台まで落ち込むこともあり、「新球場なのにガラガラ」といった報道が相次ぎました。
2023年9月12日の試合では、記録的な大雨と落雷による交通機関の麻痺という外的要因で、物理的に観客が来場できずスタンドが「ガラガラ」になるという不運な出来事もありました。
以下の観客動員数から見てもガラガラとは言い難いですね。
| 年度 | 順位 | 本拠地 | 平均観客動員数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2022 | 6位 | 札幌ドーム | 17,937人 | 札幌ドーム最終年。チームも最下位に低迷。 |
| 2023 | 6位 | エスコンF | 24,260人 | 新球場開業1年目。最下位で空席が目立つと報道。 |
| 2024 | 2位 | エスコンF | 27,323人 | チーム成績向上に伴い観客数が増加。 |
| 2025 | 2位 | エスコンF | 31,442人 | 札幌ドーム時代を超える球団史上最多の観客動員数を記録。 |
日本ハムがひどい・弱いと言われてしまう理由1:驚きの投手起用

新庄監督就任後の日本ハムは2022年4月25日時点で、パ・リーグ最下位とあまり良いスタートは切れていません。
なぜ、日本ハムの成績が良くないのか、1つ目の理由として投手起用が考えられます。
開幕戦の先発投手から驚きの起用でした。
一般的に、開幕戦の先発投手を任せられる投手というのは、開幕投手として1シーズン、チームを引っ張っていけるようなエース級の投手が起用されるケースが多いのですが、日本ハムの開幕投手を任せられたのは、ドラフト8位で入団したルーキー北山投手だったのです。
ルーキーで開幕投手というのも驚きなのですが、北山投手は2イニングという短いイニングで交代しました。
これは「オープナー」といって本来先発投手ではない投手が先発し、短いイニングを投げるという起用法なのです。
この起用法を開幕戦からしてくるというのは、かなり驚きでしたが、結果的に北山投手は2イニングを無失点で抑えたので、作戦は成功ですが、1シーズンという長い目で見るとどうだったのかな?と疑問が残る起用法だったのではないでしょうか。
日本ハムがひどい・弱いと言われてしまう2:固定されていない守備位置、打順

続いて、野手についてです。
新庄監督はレギュラーを決めていないと公言しています。
レギュラーが決まっていないということで、出場する選手は日替わりになり、打順も固定されていません。
開幕から約1ヶ月が経ち、サードは野村選手、センターは近藤選手、DHにヌニエス選手と守備位置が固定されてきている選手もいるのですが、打順の方はまだ固定されているとは言えない状況です。
他球団を見ると、少なくとも1人もしくは2人ほど打順と守備位置がほぼ固定されている選手がいる場合が多いです。

他球団の例ですとこんな感じです。
- 巨人→2番ショート坂本選手、4番サード岡本選手
- ヤクルト→3番セカンド山田選手、4番サード村上選手
- ソフトバンク→4番DHグラシアル選手、9番キャッチャー甲斐選手
野村選手や近藤選手、ヌニエス選手など、守備位置が固定されてきている選手がいるので、これから徐々に打順が固定されていく可能性もありますが、これまでの新庄監督の采配を見ていると、シーズン終了まで日替わり打線でいくかもしれないですね。
日本ハムがひどい・弱いと言われてしまう3:主力級の3選手が退団
3つ目の理由は、開幕前に起きたある出来事です。
日本ハムは、以前、海外FA権を取得していた西川選手、国内FA権を取得していた秋吉選手、大田選手と来季の契約を結ばないと発表。

しかし、3選手はまだ日本ハムと再契約する可能性も残されていました。
その理由は、「ノンテンダー」となり自由契約になったからです。
この「ノンテンダー」は一般的な戦力外と違い、球団は戦力的に必要だと思っているが年俸が高くなってしまったり、コストを削るための手段として、自由契約にするのです。
これまでプロ野球界で、「ノンテンダー」になったケースは今回を含め4回あるのですが、4回とも球団は日本ハムでした。
これまでの3回は、日本ハムと再契約したのですが、今回は3選手とも退団するという形になり、西川選手は楽天、秋吉選手は独立リーグの福井ネクサスエレファンツ、大田選手はDeNAに入団することになったのです。
主力級の選手が3人抜けたことによって、日本ハムの戦力がダウンしたことも、今シーズンなかなか勝てない原因ではないでしょうか。
新庄監督が日本ハムに就任したきっかけとは
2022年のプロ野球で最も注目されているであろう球団は北海道日本ハムファイターズではないでしょうか。
昨年、25年ぶりにリーグ優勝したオリックス、20年ぶりに日本一に輝いたヤクルト。
この2球団ではなく、なぜ日本ハムが最も注目されているのか、その理由は新しく監督に就任したBIGBOSSこと新庄剛志監督です。
新庄監督が日本ハムの監督に就任する際、日本ハムの川村代表取締役社長兼オーナー代行はミッションを2つ課しました。
「勝利」そして「ファンサービス」で、まず「勝利」を目指してから「ファンサービス」という順番も間違わないようにと新庄監督に話したようです。
正直、シーズン終了時に何勝できているのかは予想できないですが、ファンサービスという面で考えると、新庄監督はピッタリではないでしょうか。
こういった理由から新庄監督は日本ハムの監督に就任しました。