2017年10月1日に配信された『モンスターストライク』4周年記念特別番組『MONSTER STRIKE 4th Anniversary Party〜ココからミライへ〜』は、モンスト史に残る「炎上事件」として今も語り継がれています。
番組終盤、締めの盛り上がりの裏側で、背後の演出スクリーンに「絶対に許さない」というユーザーコメントが流れ込んだ——この一場面が伝説になりました。

発端は、記念番組の目玉として発表された獣神化枠が、モンストオリジナルキャラではなくエヴァンゲリオンコラボのキャラだったことにあります。
なぜ4周年のお祝いムードが一転して大炎上したのか。
この記事では、時系列・専門的に見た2つの理由・SNSやなんJの反応・類似事例までを、結論から順にたどっていきます。
モンスト4周年の炎上なぜ?絶対に許さない?エヴァコラボに賛否の声

結論から言えば、記念番組が炎上した最大の理由は、目玉であるはずの獣神化枠が、モンストオリジナルキャラではなくエヴァコラボ第3弾のキャラ(シンジ・アスカ・レイ)だったことへの落胆でした。
| 日時(2017年) | 出来事 |
|---|---|
| 9/21(木) | モンストニュースで4周年記念番組の10/1配信が告知される |
| 9/26(火) | 4周年に先駆けてオリジナルキャラ「神威」の獣神化が解禁される |
| 10/1(日)18:00〜23:00 | 記念番組をニコニコ生放送&YouTube Liveで同時配信 |
| 10/1 番組終盤 | 獣神化枠がエヴァコラボ第3弾(第1弾登場の3体)と発表され低評価が殺到 |
| 10/1 番組ラスト | 締めの場面で背後スクリーンに「絶対に許さない」が流れる |
| 10/2(月)以降 | 公式Twitterやなんjで炎上が拡大、引退宣言も相次ぐ |
| 10/6(金)12:00 | エヴァコラボ第3弾が実際に開始される |
| 10/10(火) | モンストが正式に4周年を迎える |
なぜここまで荒れたのか。次のようなものが理由として考えられます。
炎上理由1:周年記念という最も期待値が高まる場でオリジナルキャラの獣神化が一体も発表されなかったため

モンストにおける「獣神化」は最上位の強化イベントであり、周年番組はその年を象徴するオリジナルキャラが強化される最大のお祭り枠として期待されていました。
ところが今回発表されたのは、モンスト史上初の試みとして、コラボ第1弾に登場したシンジ&初号機・アスカ&弐号機・レイ&零号機を獣神化するという内容でした。
ルシファーやアーサーといった人気オリジナルキャラの強化を予想して待っていたユーザーが多かっただけに、落差が大きかったのです。
GameWithのQ&Aでも「モンスト4周年なんだからモンストのキャラを獣神化しなくてどうするのか」という趣旨の声が並び、コラボそのものではなく「周年でオリジナルがゼロ」という一点に不満が集中していました。
個人的にも、記念日にコラボキャラだけというのは肩透かし感が否めなかったです。
| 各周年の獣神化枠の傾向 | 発表内容の性質 |
|---|---|
| 2周年(2015年) | オリジナルキャラの獣神化が中心 |
| 3周年(2016年) | オリジナルキャラの獣神化が中心 |
| 4周年(2017年) | 獣神化はエヴァコラボ第3弾の3体のみ(オリジナルなし) |
※獣神化キャラの詳細は、ミクシィによる公式リリースで確認できます(モンスターストライク公式サイト)。
炎上理由2:発表のタイミングが「記念番組の締め」に置かれ、コラボ告知として脈絡が薄いと受け取られたため

批判の多くは「エヴァコラボが悪い」ではなく「なぜこの瞬間なのか」というタイミングへの疑問でした。
GameWithのコメントでは、平日の通常のモンストニュース内で「今週からエヴァコラボ、それに合わせて第1弾キャラを獣神化します」と告知されれば納得できた、という声が上がっています。
4周年という記念番組のクライマックスに据えられたことで、期待とのギャップが最大化してしまったわけです。
実際、当時のツイートでも「叩くなと言われても無理、記念のタイミングというのが一番みんな怒っている」という反応が代表的でした。
締めの一番いい場所に一番荒れる発表を置いてしまった構成は、確かに悔やまれるものだったと感じます。
| 番組終盤の流れ | ユーザーの反応の推移 |
|---|---|
| 獣神化発表の直前 | 「さあくるぞ」と期待でコメントが盛り上がる |
| エヴァ3体の獣神化発表 | 一転して低評価とコメントが急増 |
| 締めの場面 | 背後スクリーンに「絶対に許さない」が流れる |
| 番組終了 | 引退宣言や公式Twitterへの批判が拡散 |
「絶対に許さない」はなぜ伝説化したのか

この事件が単なる「不満の噴出」で終わらず伝説として残ったのは、演出上の偶然が重なったためだと考えられます。
番組はユーザーの投稿コメントを演出として画面に流す作りになっていました。
ネット上のまとめでも、締めの掛け声と「絶対に許さない」が混在する奇跡の一枚になったと表現されています。
つまり、運営が意図せず「祝福ムード」と「怒りのコメント」を同一フレームに封じ込めてしまったことが、スクリーンショットとして拡散しやすい強烈なアイコンを生んだのです。

当時のスレッドでは「コメント検閲が間に合わないなんて情けない」という皮肉も飛び交っていました。
事件を象徴する「画」が偶然できあがってしまったことこそ、風化しなかった本質だと私は見ています。
| 伝説化を後押しした要素 | 内容 |
|---|---|
| コメント表示演出 | ユーザーの投稿が画面に流れる仕組み |
| タイミングの一致 | 締めの盛り上がりと批判コメントが同時に映る |
| 拡散性 | 一枚の画像で状況が伝わり、まとめ・動画で再生産された |
| 同時配信の規模 | ニコニコ生放送とYouTube Liveの二媒体で多くの目に触れた |
モンスト4周年に対するSNS・なんJの声を徹底調査

当時のSNSやなんJ・5chの反応を性質ごとに整理すると、投稿の傾向としては「タイミング・構成への批判」が最も多く、次いで「コラボ自体は擁護/部分擁護」、そして「静観・その他」が続く、という温度感でした。
以下はあくまで当時のまとめや投稿から読み取れる印象ベースの整理で、定量調査ではありません。
代表的な声を挙げると、以下のようなものが目立ちました。
- 「エヴァコラボは悪くない、コラボキャラの獣神化も悪くない、ただタイミングの問題」(擁護寄り・最多層)
- 「記念のタイミングというのが一番みんな怒っている」(タイミング批判)
- 「なぜ周年イベントでオリジナルの獣神化を発表せず、わざわざコラボにしたのか謎」(構成批判)
- 「もうエヴァコラボやりたくない」(コラボ疲れ層)
- 「獣神竜排出10倍などの無料施策は良かった」(部分擁護)
コラボ作品そのものへの否定は意外と少なく、多くが「周年でオリジナルがゼロ」という一点に集約されていた点が特徴的でした。
荒れ方の割に論点が一つに絞れていたのは、逆にユーザーの愛の裏返しだったようにも思えます。
| SNS・なんJの反応分類 | 傾向 |
|---|---|
| タイミング・構成への批判 | 最も多い層 |
| コラボ自体は擁護/部分擁護 | 次に多い層 |
| 静観・その他 | 少数 |
炎上の類似事例ってあった?

モンストには4周年以外にも語り継がれるトラブルがいくつか存在し、ファンの間で「黒歴史」としてまとめられることが多くあります。
まとめサイトでは、4周年の「絶対に許さない」と並んで、初期のリアルイベント「モンストフェスティバル」での運営対応が語られています。
予想を超える来場者数で入場規制がかかり、飲料水の持ち込みが不可となったうえ水も売り切れ、熱中症で搬送される人が出たという事例で、この影響もあってか翌年からフラパの入場は事前抽選の形が取られるようになったとされています。
トラブルが後の運用改善につながった点は4周年と共通しており、炎上が制度変更を促すという構図が見えてきます。
失敗をきっかけに翌年以降が改善されていったのは、コンテンツが長寿である理由の一つなのかもしれません。
| 事例 | 時期 | 主な内容 |
|---|---|---|
| モンストフェス入場トラブル | 2015年頃 | 入場規制・水不足・熱中症、翌年から事前抽選へ |
| 4周年「絶対に許さない」 | 2017年10月 | エヴァ第3弾のみ獣神化で炎上、締めに批判コメントが表示 |
| エヴァコラボ第3弾の評価 | 2017年10月 | 記念番組ラストで発表され賛否が分かれる |
モンスト4周年の炎上を振り返って

2017年10月1日の4周年記念番組は、オリジナルキャラの獣神化がゼロでエヴァコラボ第3弾の3体のみだったこと、そしてその発表を記念番組の締めに置いた構成が重なり、大炎上へと発展しました。
決定打となったのは、締めの場面で背後へ流れた「絶対に許さない」のコメントで、この一枚がモンスト史の象徴として今も残っています。
批判の中心はコラボそのものではなくタイミングと構成にあり、SNSでも擁護と批判が入り混じっていました。
過去のフェス入場トラブルが翌年の事前抽選制につながったように、この一件もその後の周年イベントの在り方に影響を与えたと語られています。
当時の熱量を知る身としては、ユーザーが本気で怒れるほどモンストを愛していた証だったのだと、今では少し温かい気持ちで振り返れます。