臼井儀人さんが描いた「クレヨンしんちゃん」。
5歳の幼稚園児「野原しんのすけ」を主人公に、家族や周囲の大人、友人たちとのドタバタ騒動を繰り広げるギャグ漫画で、1990年に双葉社「漫画アクション」で連載をスタートし、2000年に「まんがタウン」へ移籍して継続されていました。
超絶マイペースな5歳の幼稚園児、「野原しんのすけ」を主役に描いた臼井儀人さん原作のアニメ、クレヨンしんちゃんについてご紹介します。
クレヨンしんちゃんの声が持ち悪い・嫌いとの声はなぜ?
1992年4月13日から放送スタートした、アニメ「クレヨンしんちゃん」。初代声優は矢島晶子さん。
アクション仮面が大好きな5歳の幼稚園児「野原しんのすけ」を四半世紀以上も務め、独特な声色で「しんのすけ」のイメージを確立。
しかしながら、個性あふれる「しんのすけ」の声を維持するのが難しくなったとのことで、2018年6月29日(金)の放送を最後に惜しまれつつも降板されました。
矢島晶子さんからバトンを引き継いだのは、「デジモンアドベンチャー」の泉光子郎役などを務めた小林由美子さんです。
矢島さんが生み出した「しんのすけ」の口調などを引き継ぎつつ、どことなく小林さんらしさも加わった新「野原しんのすけ」の声について、なんだか違和感を感じて気持ち悪いという口コミがあがっていました。
なぜか違和感を感じる
矢島さんのしんのすけは 生意気な面もありながらも賢い所は賢いし友達想いで優しいしんちゃん って感じでしたが 今のしんちゃんは声が籠もってると言うか話し方一言一言が大袈裟と言うか何か上手く言えないですが‥
(引用:YAHOO!JAPAN知恵袋)
2018年に、矢島晶子さんから野原しんのすけを引き継いだ小林由美子さん。
切り替えた直後は、どうしても違和感があると口コミがでるのは仕方ないことだと思いますが、数年が経っても慣れないという声があがっていました。
私なりの分析だと。小林さんは若いからこう重厚感というのがなくて伸びがいい若い感じなんですよね。初期のしんちゃんみたいな感じという人もいますけどそれとはまた違う印象です。特に「いや〜それほどでもぉ」のときは小林さんだと恥じらいの感じがより強く照れているのがより感じるんですよ。 また「えー」っていう描写も矢島さんだと「ええ?」っていう感じなんですが、小林さんの場合は「い」と「え」を混ぜて「えー」って発音している感じがしてとてもそこは独特なんですよね。だから慣れないんではないかと思います。
(引用:YAHOO!JAPAN知恵袋)
矢島さんと小林さんの声のトーンや、細かい描写についての口コミがありました。
矢島さんの重厚感に対して、小林さんは伸びやかで若々しい声質であることと、台詞の端々に恥じらいと照れ感が強いため慣れないのではないかとの声。
矢島さんの「クレヨンしんちゃん」が沁みついている人からすると、どうしても微妙なトーンの違いに違和感を感じるのでしょうね。
無理してる感じ
矢島さんが築いてきた「しんのすけ」のイメージを壊さないよう、二代目を引き継いだ小林由美子さん。
矢島さんに似せようとしているのがモノマネっぽい、無理して喋っている感じとの口コミがあがっていました。
無理して喋ってる感”と仰ったそのままの言葉通りに私もずっとそう感じてます。 お腹から声出すってより、喉で無理してるような…? 元気な幼稚園児ってより、ねちっこいいやらしい喋り方だから小さい子供って感じがしません。
四半世紀以上続いた矢島さんの「しんのすけ」が定着していた中で、二代目を引き継いだ小林さんのプレッシャーは相当大きかったのではないでしょうか。
「しんちゃんの声はこうあるべき」という周囲の反応が、新しい野原しんのすけの声を楽しんでみたいという方向に進んでいたら、小林さん自身の完全オリジナルな演技ができたのかもしれません。
矢島さん自身も長い年月をかけて、「しんのすけ」の味わいを深めてきたので、二代目しんのすけも、今はまだ無理してる感があるとしても、月日と共に小林さんの魅力あふれる「しんちゃん」の声が定着してくると期待していたいですね。
クレヨンしんちゃんの良い口コミ1:秀逸なギャグに溢れてる
声優が矢島晶子さんから小林由美子さんに変わったことで、馴染めないとの口コミがあがっていたクレヨンしんちゃん。
大人向けギャグ漫画が子供向けアニメとなって、1992年から放送され続けていますが、原作者の臼井儀人さんが描いたギャグの面白さを評価する声が集まっていました。
90分笑いっぱなし
クレヨンしんちゃんの映画作品についてのポストです。
ギャグの魅力満載で90分間ずっと笑えるとのこと。
思いっきり笑いたくなったら、クレヨンしんちゃんを見て、腹を抱えるほどの面白さに没入したいですね。
面白すぎる
1990年に連載をスタートしたクレヨンしんちゃんについて、90年代半ばから後半あたりの作品のギャクが面白すぎるという方のポストがありました。
長年連載されている作品の中で、自分にハマるギャグを読んだ時には、笑い過ぎて涙が出てしまうかもしれませんね。
1990年代の作品、もう一度読み返してみたくなりますね。
大人になって見返しても、ギャグにテンポ、シュールさもアクションも大好きという声もありました。
臼井儀人さんが生み出したギャグは、時代が変わっても多くの人々を笑いの渦に引きこんでくれるんですね。
クレヨンしんちゃんの良い口コミ2:大人も泣ける感動作品
臼井儀人さんが生み出したギャグが、面白すぎて笑いが止まらないという声があがっていたクレヨンしんちゃん。
ギャグだけじゃなく、涙を誘う感動作品との口コミも集まっていました。
これぞエンタメ
ギャグで笑うだけでなく、涙あり、心ゆさぶる感動シーンありのストーリーを見て、これこそエンターテイメントだと評価されている方のポストがありました。
映画を娘さんと観てきた方も、思わず泣いてしまったようですね。
さらには、ご自身だけでなくお父様までも涙していたようです。
「ぶりぶり~」や「ぞ~うさん、ぞ~うさん」など、感動とは無縁のギャグアニメのように思えますが、心にささるストーリーに泣けるのも、クレヨンしんちゃんの魅力なんですね。
胸が熱くなる
何度見ても発見があるし、胸が熱くなると評価するポストがありました。
子供の頃にハマっても、大人になると観なくなってしまうことが多いと思いますが、クレヨンしんちゃんは大人になっても、いや大人だからこそ見たくなる、そんな作品なのでしょう。
家族愛や友情など心に響く名シーンの数々を、じっくりと見てみたいですね。
クレヨンしんちゃんはどんな人に向いている?
今回は、5歳の幼稚園児「野原しんのすけ」を主役に描いた、臼井儀人さん原作のクレヨンしんちゃんについてご紹介しました。
矢島晶子さんから小林由美子さんへと声が変わって、なんだか違和感があるとの声があがっていたクレヨンしんちゃん。
一方で、臼井儀人さんの至極のギャグのお陰で最高に面白い、子供向けアニメなのに大人でも笑って泣ける感動作だと高評価な口コミも集まっていました。
面白おかしく思いっきり笑いたい人も、友情や家族愛を感じたい人にもピッタリな作品のクレヨンしんちゃん。
ぜひ、お家で原作やアニメ、映画作品を見返して心温まる時間を過ごしてください。