インターネット上でたびたび話題になる「国際信州学院大学」。
そのあまりにも精巧なウェブサイトやSNSの存在から、「本当に実在するのでは?」と調べてしまった方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな国際信州学院大学の偏差値や合格率、そして過去問の難易度について、公開されている様々な設定をもとに徹底的に調査・予想してみました。
国際信州学院大学の偏差値や合格率は?過去問は難しいの?

それでは早速、多くの人が気になっているであろう国際信州学院大学の入試に関する情報を見ていきましょう。偏
差値や合格率、そして過去問の難易度について、設定から読み取れることを詳しく解説していきます。
国際信州学院大学の偏差値や合格率は?【偏差値は全体で57、しかし学部による差が大きい?】

国際信州学院大学の偏差値や合格率は、学部によってかなり差があるようです。全体像を掴むために、まずは偏差値から見ていきましょう。
インターネット上の情報によると、国際信州学院大学の全体の偏差値は「57」とされています。
偏差値57というと、中堅国公立大学や、有名私立大学群に匹敵するレベルであり、決して簡単に入れる大学ではないことがわかります。
しかし、大切なのは学部ごとの偏差値です。公開されている情報を見ると、その内訳は以下のようになっているのです。
- 国際観光学部:68
- 法学部:60
- 理学部:52
- 国際コミュニケーション学部:48
このように、学部によって偏差値に大きなばらつきがあるのが国際信州学院大学の大きな特徴だと言えます。

国際観光学部の偏差値68は、日本のトップクラスの私立大学や、難関国立大学に匹敵する非常に高い数値ですが、一方で、国際コミュニケーション学部は比較的挑戦しやすい偏差値帯にあると考えられます。
そのため、「偏差値57」という全体の数字だけを見るのではなく、自分がどの学部を目指すのかによって、求められる学力レベルが大きく変わってくることを理解しておく必要がありそうです。
では、この偏差値は実在の大学でいうとどのくらいのレベルなのでしょうか。比較してみると、その立ち位置がより明確になると思います。
| 大学名 | 偏差値帯 | 備考 |
|---|---|---|
| 国際信州学院大学 (予想) | 48 – 68 | 学部によって大きな差があるのが特徴だと思われます。 |
| 信州大学 (実在) | 45.0 – 65.0 | 同じ「信州」の名を持つ国立大学で、学部によって難易度が異なります。 |
| 横浜国立大学 (実在) | 64.7 (平均) | 首都圏の難関国立大学の一つとして知られています。 |
| 早稲田大学 (実在) | 66.7 (平均) | 日本を代表する最難関私立大学の一つです。 |
この表からわかるように、国際信州学院大学のトップ学部である国際観光学部(偏差値68)は、実在の信州大学の最難関学部(偏差値65.0)を上回り、早稲田大学や横浜国立大学といった全国屈指の難関大学と肩を並べるレベルにあると予想されます。
まさに最難関レベルの挑戦と言えるでしょう。

次に合格率ですが、これは志願者数と定員から計算される「倍率」を見ることで予想できます。公式サイトで公開されている「志願者速報」のデータを見ると、ここでも学部による人気の差がはっきりと表れています。
例えば、定員12名という超少数精鋭の法学部フランス法学科には32名の志願者が集まり、倍率は2.7倍となっています。
一方で、国際観光学部に設置されているポルトガル観光学科は、定員2名に対して志願者が0名となっており、定員割れを起こしている状況です。

このように、最難関レベルの学部から、比較的入学しやすい可能性のある学部まで、非常に多様な選択肢があるのが国際信州学院大学の魅力の一つなのかもしれません。自分の学びたいことと、入試の難易度をよく比較検討することが、合格への第一歩となりそうです。
過去問は難しいの?

偏差値や倍率と並んで気になるのが、実際の入試問題の難易度だと思います。国際信州学院大学の過去問は、科目によって難易度が大きく異なり、一筋縄ではいかないようです。
インターネット上の口コミでは、「世界史は中堅大学レベルで良い感じなんだけど、数学がアホほど難しい」といった声が見られますが、実際に公開されている過去問の例を見てみると、この評判はあながち間違いではなさそうです。
| 年度 | 科目 | 問題の概要・特徴 |
|---|---|---|
| 2024 (令和6) | 数学 | 確率漸化式に関する問題が出題されたとみられています。 |
| 2023 (令和5) | 数学 | 第1問で哲学に関する問いが出題されるなど、数学の領域を超えたユニークな構成でした。 |
| 2017 (平成29) | 数学 | 第1問: 素数に関する問題。内容は未解決の数学予想である「ブニャコフスキー予想」に関連しており、試験時間内での解答は事実上不可能と分析されています。 |
| 2017 (平成29) | 数学 | 第2問: 不等式 (x2−23x+y2)2≤(10x)2(1−53×2+y2) で表される領域S(B)を図示する問題。解答として示される図形は、長野県の特産品であるリンゴを彷彿とさせる形状をしています。 |
理学部の数学では、単に計算力を問うだけでなく、複雑な証明問題や、大学で学ぶような高度な数学知識を背景とした問題が出題されることがあるようで、表面的な理解だけでは太刀打ちできず、物事の本質を深く探求する思考力が求められていることの表れだと考えられます。
一方で、法学部の世界史などは、標準的な大学入試レベルの問題が中心となっており、教科書の内容をしっかりと理解していれば高得点が狙える構成になっていると思われます。

このように、科目ごとに難易度や求められる能力が大きく異なるため、志望する学部の出題傾向をしっかりと分析し、的を絞った対策をすることが非常に重要になるのです。
国際信州学院大学の入試が面白いのは、そのユニークな問題形式にもあります。いくつか例を見てみましょう。
これらの過去問から、国際信州学院大学が単なる学力だけでなく、受験生の個性や思考力、そして何より「学びたい」という強い意欲を重視している大学であることがうかがえます。
| 過去問から見る対策のポイント | 内容 |
|---|---|
| 基礎学力の徹底 | 標準的な問題も多いため、まずは教科書レベルを完璧にすることが大切です。 |
| 深い思考力の養成 | 特に難関学部では、なぜそうなるのかを常に考える癖をつけることが重要になります。 |
| 表現力・発想力を磨く | ユニークな入試に対応するため、自分の考えを言葉や形で表現する練習も有効だと思われます。 |
国際信州学院大学はなぜ生まれたの?実在しないのはなぜ?

結論から言うと、国際信州学院大学は、インターネット掲示板「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」のユーザーたちが共同で作り上げた、架空の大学です。

そのきっかけは、2018年1月に立てられた「受験シーズンだし安価で架空の大学を作って受験生釣ろうぜwww」というスレッドでした。
この呼びかけに多くのユーザーが応じ、大学の公式サイト(kokushin-u.jp)をはじめ、学部や学科、教員や学生を名乗るSNSアカウント、さらには校歌まで、次々と創造されていったのです。
つまり、国際信州学院大学は、特定の誰かが作ったものではなく、多くのネットユーザーの知恵とユーモアが結集して生まれた、壮大な「共同創作物」と言えるでしょう。

これほどリアルに作られているのに実在しないのは、それが元々「架空の大学を作る」というコンセプトの「遊び」だからですが、その作り込みのレベルは非常に高く、多くの人が本物の大学と勘違いしてしまいました。
実は、公式サイトには、この大学が架空のものであることを示すヒントが巧妙に隠されています。例えば、学長の言葉のページには、一見すると格調高いメッセージが書かれていますが、その最後にフランス語で「Les choses sur cette page sont fictives.」と記されています。
これを翻訳すると、「このページの内容は架空のものです」という意味になるのです。
| 国際信州学院大学 誕生のタイムライン | 出来事 | 備考 |
|---|---|---|
| 2018年1月27日 | 5ちゃんねるにスレッドが立つ | 「架空の大学を作って受験生を釣ろう」という趣旨でした。 |
| 2018年1月~ | 公式サイト、SNS等が続々作成される | ユーザーの協力により、世界観が急速に拡大していきました。 |
| 2018年5月13日 | 「うどん屋ドタキャン事件」で知名度が爆発 | 架空のうどん屋が、架空の大学に無断キャンセルされたというツイートで、一躍有名になったのです。 |
| 2018年5月~ | ネットメディアが取り上げ、社会的な注目を集める | この騒動は、ネット上の情報の信憑性を考えるきっかけにもなりました。 |
向いている人
これまでの情報を総合すると、国際信州学院大学という壮大なインターネット上の創作物を心から楽しむためには、いくつかの素質が必要だと考えられます。
もしあなたが以下のような人物なら、このユニークな「大学」の真の面白さを味わうことができるでしょう。
- 情報の真偽を自分の力で見抜こうとする探求心がある人
- インターネット上で展開される壮大な創作活動や物語を楽しめる人
- 散りばめられたユーモアや隠されたネタを見つけ出すのが好きな人
- 設定の背景にあるフランス文化や歴史、地理に興味を持てる人
- 既存の枠にとらわれない高度な思考力や独創的な発想力を試すことに喜びを感じる人