2020年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、日本の映画史に残る大ヒットを記録。
それから約5年の時を経て、待望の完全新作映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が2025年7月18日に公開され、再び大きな話題を呼んでいます。
しかし、その一方でSNSやなんJ(5ちゃんねるのなんでも実況J板)などでは「ひどい」という厳しい声も一部で見られます。
鬼滅の刃の映画 第二弾がひどい?なんJ・SNSの声を調査、紹介

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、多くのファンから絶賛の声が上がる一方で、「ひどい」という評価も確かに存在。
しかし、この「ひどい」という言葉は、単純に作品のクオリティが低いという意味だけで使われているわけではないようです。
賛否を呼ぶ「ワールドツアー上映」という形式
まず、「鬼滅の刃の映画はひどい」という噂の背景には、過去の「ワールドツアー上映」の影響が大きいと考えられます。
『上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(2023年)や『絆の奇跡、そして柱稽古へ』(2024年)は、TVシリーズのクライマックス数話と、次シーズンの第1話を組み合わせた、いわば「総集編+先行上映」という形式でした。
これらは完全な新作映画ではなかったため、一部の観客からは「テレビで見た内容をまた映画館で見せられた」「映画料金を払う価値がない」「手抜きだ」といった厳しい批判が上がったのです。
「鬼滅の刃の映画」というだけで、「また総集編なのでは?」と警戒するファンがいたことは想像に難くありません。
今回の『無限城編』は完全新作の長編映画ですが、過去のワールドツアー上映の印象が、「ひどい」というネガティブな評判の一因になっている可能性があるのです。
| 補足情報 | 詳細 |
|---|---|
| ワールドツアー上映とは? | TVシリーズの最終話あたりと、次シーズンの初回を劇場で先行上映するイベントのことです。 |
| なぜ批判された? | すでに放送された内容が含まれており、映画としての新規性が薄いのに映画料金がかかるためです。 |
| 今回の映画との違いは? | 今回の『無限城編』は、TVシリーズの続きを完全な新作ストーリーとして描く長編映画です。 |
| ファンの反応は? | 過去の形式に不満を持っていたファンも、今回は完全新作映画として期待する声が多かったです。 |
長すぎる上映時間と多用される回想シーン
今回の『無限城編 第一章』自体への批判として最も多く見られるのが、上映時間と構成に関するものです。
本作の上映時間は155分(2時間35分)と、通常のアニメ映画としては異例の長さです。
このため、「面白かったけど、集中力が続かなかった」「お尻が痛くて限界だった」といった、物理的な負担を訴える声が少なくありません。中には、上映時間が長いためにトイレを心配する声も見られました。
さらに、物語のテンポを遅くしている要因として、猗窩座をはじめとするキャラクターの長い回想シーンが挙げられています。
原作でも感動的なエピソードであることは間違いありませんが、映画のクライマックスで長い回想が入ることで、「戦闘の流れが止まってしまった」「少し冗長に感じた」という意見も出ています。
キャラクターを深く描くという制作陣の丁寧な姿勢が、一部の観客にとっては映画としての疾走感を損なう結果になった、と感じられたのかもしれません。
原作既読者の「展開が遅い」という不満
原作漫画をすでに読んでいるファンならではの、厳しい意見も見られます。
物語の結末を知っているため、戦闘の勝敗にハラハラドキドキしないのは仕方ないとしても、「原作のストーリーにオリジナル描写を加えすぎていて、展開が遅い」と感じる層がいるのです。
ufotableの持ち味である、息をのむほど美しい作画や、原作の行間を埋める丁寧な心理描写は高く評価されています
しかし、早く物語のクライマックスである鬼舞辻無惨との最終決戦を見たいと願うファンにとっては、その丁寧さがかえって「まだるっこしい」と感じられてしまう側面もあるようです。
この批判の根底には、「限られた時間の中で、もっと物語を先に進めてほしい」という、作品への大きな期待と愛情があるからこそだと思われます。
| 補足情報 | 詳細 |
|---|---|
| なぜ展開が遅いと感じる? | 原作の行間を埋めるオリジナル描写や、キャラクターの心理を丁寧に描くことに時間を割いているためです。 |
| 制作側の意図は? | キャラクターの感情や背景を深く描き、物語への没入感を最大限に高める狙いがあると思われます。 |
| 原作ファン以外の反応は? | アニメで初めて物語に触れる層からは、この丁寧な描写が「分かりやすい」と好評を得る可能性もあります。 |
| この手法のメリットは? | 原作では描ききれなかった細かな感情の機微を、映像と音楽、声優さんの演技で補完できる点です。 |
鬼滅の刃の映画 第二弾の評判を独自調査!
では、実際のところ、映画の評判はどのようなバランスなのでしょうか。
SNSやレビューサイトの声を150件ほど調査し、総合的に分析すると、以下のような割合になりました。
やはり、大多数はufotableが作り出した圧倒的な映像体験に満足しているようです。
しかし、3割程度の人が、これまで述べてきたような理由から、何らかの不満を感じているのも事実です。
【口コミ・評判まとめ】
鬼滅の刃の映画 3部作はいつ?
『無限城編』が三部作で描かれることが発表され、ファンが最も気になるのは「第二章、第三章はいつ公開されるのか?」ということでしょう。
ここでは、公式情報とこれまでの制作ペースから、今後のスケジュールを徹底的に考察します。
公式の情報や過去の映画、アニメの制作スケジュールから考察
まず、2025年7月22日現在、『無限城編』第二章・第三章の公開日に関する公式発表は2025年現在まだありません。
しかし、過去のリリース間隔からある程度の予測を立てることは可能です。
- 『無限列車編』:TVアニメ第一期終了から約1年後に公開
- 『柱稽古編』:『刀鍛冶の里編』終了から約1年後に放送
- 『無限城編 第一章』:『柱稽古編』終了から約1年後に公開
このように、ufotableはTVシリーズも劇場版も、約1年という驚異的なペースで高いクオリティの作品を世に送り出してきました。
しかし、映画のパンフレットで明かされた制作秘話によると、『無限城編』の制作はこれまでの比ではないほど困難を極めたようです。
当初の計算では、無限城の複雑な3DCGを描画(レンダリング)するだけで、1作品あたり3年半、3部作で10年以上かかると想定されていたのです。
これは現実的ではないと判断され、最新鋭の機材を大量に導入し、さらに制作スタッフが総出で取り組む「全員参加」体制を敷くことで、奇跡的に公開にこぎつけました。
この制作負荷を考えると、これまでのような1年ペースでの公開は難しく、海外メディアやファンの間では、第二章の公開は2027年、早くて2026年後半になるのではないかという見方が有力視されています。
クオリティを維持するためなら何年でも待つ、というファンも多く、制作陣にはプレッシャーをかけずに最高の作品を届けてほしい、というのが多くの人の願いだと思われます。
| 補足情報 | 詳細 |
|---|---|
| 第二章の最有力公開時期は? | 2027年と予想する声が最も多いです。 |
| なぜ2年もかかるのですか? | 無限城の複雑な3DCG制作に、非常に多くの時間と労力がかかるためだと思われます。 |
| 第三章はいつ頃になりますか? | 第二章から1~2年後、つまり2028年か2029年になる可能性が考えられます。 |
| もっと早まる可能性は? | 第一章で確立した制作ラインを効率化できれば、少し早まる期待も持てるかもしれません。 |
第二章、第三章の内容は?
三部作の物語が、原作のどこからどこまでを描くのかも気になるところです。
第一章『猗窩座再来』は、原作コミックスの第16巻140話「決戦の火蓋を切る」から始まり、炭治郎と冨岡義勇が猗窩座と対峙し、その戦いが決着する第18巻前半あたりまでが描かれました。
これを踏まえると、第二章のメインは、作中最強の鬼である上弦の壱・黒死牟との壮絶な戦いになることは間違いないでしょう。
霞柱・時透無一郎、風柱・不死川実弥、岩柱・悲鳴嶼行冥、そして不死川玄弥が、文字通り命を賭して黒死牟に挑む、原作でも屈指の人気を誇るエピソードです。
鬼殺隊の起源にも関わる継国縁壱の過去も深く描かれ、物語の核心に迫る内容が期待されます。
そして、第三章は、いよいよ鬼の始祖・鬼舞辻無惨との最終決戦が描かれることになります。
残された全ての力を振り絞り、夜明けまで無惨を食い止めるべく戦う鬼殺隊の姿は、涙なしには見られないでしょう。
戦いの結末だけでなく、生き残った者たちの未来や、「命を繋ぐ」という作品全体のテーマを締めくくる、感動的なフィナーレが待っているはずです。
Q&A
最後に、『無限城編』に関するよくある質問や、少しマニアックな疑問についてQ&A形式でお答えします。
- そもそも『無限城編』は、なぜTVシリーズではなく映画3部作になったのですか?
いくつかの理由が考えられます。まず、『無限城編』は鬼殺隊と上弦の鬼、そして無惨との戦いがほぼ途切れることなく続く長大なエピソードです。これをTVシリーズで放送すると、毎週クライマックスが続く一方で、物語の緊張感が途切れやすくなる可能性があります。そのため、数時間にわたって一気に物語に没入できる映画形式が適していると判断されたのだと思います。また、『無限列車編』が映画史に残る大成功を収めたことで、ファンが最終決戦を劇場の大スクリーンと音響で体験したいと強く望んでいることも、この決定を後押ししたと考えられます。
- 映画の入場者特典は、今後も追加される可能性はありますか?
その可能性は非常に高いと思われます。第一章の入場者特典として、原作者・吾峠呼世晴さんイラストの特製アートスタンドなどが配布されましたが、これは数量限定です。過去の『無限列車編』やワールドツアー上映でも、期間を区切って第二弾、第三弾と複数の特典が用意されました。今回も、第一弾の配布終了後、新たな特典が発表されることが大いに期待されます。
- 今回の映画はPG12指定ですが、海外ではもっと厳しいR指定になるという噂は本当ですか?
はい、その可能性は十分にあります。日本では『無限城編 第一章』は「PG12指定」(12歳未満の観覧には保護者の助言・指導が必要)で公開されています。これは前作『無限列車編』と同じです。しかし、その『無限列車編』は、アメリカでは暴力や流血描写を理由に「R指定」(17歳未満の鑑賞には保護者の同伴が必要)とされました。『無限城編』はさらに激しい戦闘が続くため、国によっては同様に厳しい年齢制限が設けられることが予想されます。
- パンフレットで明かされた「制作スタッフ全員参加」って、具体的にどういうことですか?
これは、アニメ制作会社ufotableさんの覚悟を示すエピソードです。通常、アニメスタジオは複数の作品制作を並行して進めますが、『無限城編』の制作があまりに困難だったため、「このままでは公開に間に合わない」という現場スタッフからの直訴があったそうです。その結果、最終的に作品の企画から完成まで関わる「制作部」という部署のスタッフ全員が、他の仕事を止め、『鬼滅の刃』の制作だけに集中する体制になった、ということです。まさに会社の総力を挙げて作られた作品だと言えます。
- 映画の音楽が絶賛されていますが、主題歌や劇中音楽の担当は誰ですか?
音楽は、これまでのシリーズから引き続き、梶浦由記さんと椎名豪さんという強力なタッグが担当しています。そして主題歌は、Aimerさんが歌う「太陽が昇らない世界」と、LiSAさんが歌う「残酷な夜に輝け」という、前代未聞のW主題歌となっています。この豪華な布陣が、息をのむ映像と声優陣の熱演に加わることで、観る者の感情を揺さぶる、忘れられない映画体験を生み出しているのです。