2019年にデビューした岩田望来騎手。
父「岩田康誠さん」もJRA騎手であることから有力若手騎手としても注目されていますね。
今回はそんな岩田望来騎手の病気説や性格、評判について調査しました。
岩田望来が病気だった過去がやばい?
真面目で努力家な岩田望来騎手ですが、度重なる病気や怪我など苦しい時期も経験しているんですね。
2020年2月に病欠、7月も急性胃炎にかかり急遽全鞍が乗り換えられる事態になりました。
また、2022年8月13日には小倉3Rで馬場入場時に馬が転倒し、鞍上にいた岩田騎手が落馬するアクシデントが発生。
左足の甲2か所、足の裏1か所を骨折するという痛ましい事故が起きてしまったのです。
この怪我のため、一ヶ月半もレースから遠ざかる事態に追い込まれれてしまった岩田望来騎手。
実際に競馬を見たりビデオを見たりしながら、鞍上からでは分からない新しい視点からの学びを絶やさなかったと話すなど、馬に乗れない苦しい日々すらも、前向きにとらえ気持ちを切り替えていた岩田騎手。
積み重ねてきた努力の結晶が、第12回JBCレディスクラシック交流G1優勝という形で花開いたのですね。
岩田望来さんの強さは過去の辛い経験を乗り越えたからなのね。
病気や怪我は、誰にでも起こりうることですが、一流の騎手として走り続けるために、折れない強い気持ちを、これからも持ち続け突き進んで欲しいですね。
岩田望来ってどんな性格?
岩田康誠という立派な騎手である父の背中を追いかけて、同じ世界に飛び込んだ岩田望来騎手。
夢に向かってひた向きに努力を重ね、デビューを果たした岩田望来騎手の人柄を総称すると「真面目」、「マイペース」と言えるでしょう。
幼いころからジョッキーになりたいと話していた望来騎手は、小学五年生になると、家族ぐるみでお付き合いのあった藤原英昭調教師から指導をうけながら、夢の実現のため日々努力されてきました。
藤原さんは小学生のころから岩田望来騎手に目をかけており、とある大会に出た望来さんの映像を見ながら、絶賛していたというくらいに、岩田騎手の将来性を感じ取っていたようです。
父の康誠氏は、歯に衣着せぬ物言いと、気性がはっきりしていることから、時には関係者に迷惑をかけてしまうタイプですが、そんな父に代わって周囲に頭を下げて回る優しさと素直さ。
レース後にはすぐにマスクを着用して、広場に移動してから落ち着いた状態で冷静にコメントするほど。
馬のことを第一に考え勝利に向かって、コツコツと鍛錬を続ける岩田望来騎手は、大人しそうな表情とは打って変わっての肝っ玉ぶりと、真面目でマイペースな性格がうかがえます。
着実に実力をつけており、個人的には第二の武豊って言っていいほどの騎手だと思います。
- 2019年3月:騎手デビュー(藤原英昭厩舎所属)
- 2019年3月30日:デビュー36戦目で初勝利(阪神5R・ポップフランセ)
- 2020年12月5日:JRA通算100勝達成
- 2021年12月19日:JRA通算200勝達成
- 2022年2月19日:重賞初勝利(京都牝馬ステークス/ロータスランド)
- 2022年11月3日:JpnI初勝利(JBCレディスクラシック/ヴァレーデラルナ)
- 2022年12月11日:JRA通算300勝達成
- 2022年12月24日:JRA年間100勝達成(史上2番目の若さでの達成)
- 2023年5月4日:フリー騎手に転向
- 2023年8月27日:ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)初優勝(父・康誠と親子で優勝)
- 2023年10月22日:JRA通算400勝達成(史上2番目の若さで達成)
- 2024年6月:フランス遠征を開始し、8月に渡仏後初勝利を達成
岩田望来の悪い評判:まだまだ経験値が足りない
親の七光りで天狗になるようなこともない、素直で真面目な岩田望来騎手の評判ですが、意外にも悪い口コミがあるようですね。
レースでの進路取りに対しても厳しい批判を受けたこともある望来騎手。
重賞レースでは、同期の菅原騎手、団野騎手、斎藤騎手、亀田騎手は、2021年までに勝ち星を挙げていたのに対し、後れを取っていた岩田望来騎手ですが、2022年2月19日京都牝馬Sで、ようやく重賞を勝ち取りました。
歩みは遅くとも、技術は未熟な部分があっても、これからの成長を楽しみに一戦一戦見ていきたいですね。
岩田望来の良い評判:実力がついてきてる
岩田望来騎手の最近の結果やパフォーマンスは、彼が確実に成長していることをさらに証明しています。
2023年10月には大きな成果を挙げ、通算400勝という大台に到達しました。
これは、彼がわずか23歳4か月22日で達成した記録で、これはJRA史上でも2番目の若さでの快挙です。※一番目は武豊
この功績は、デビューから着実に積み重ねてきた努力と経験の賜物といえるでしょう。
また、2023年8月には、世界中の一流騎手が集まる「ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」に初出場し、見事に初優勝を果たしました。
この大会では未勝利ながらも安定した成績でポイントを加算し続け、ついに父・岩田康誠騎手も2005年制したこのタイトルで親子優勝を達成。
世界を舞台にした騎手としての存在感もさらに高まっています。
さらに、2024年にはフランスへの遠征を敢行し、武者修行として現地の厩舎で騎乗経験を積みました。
7月に初騎乗を果たし、その後、8月8日にはサンマロ競馬場で渡仏後初勝利を挙げ、海外でも着実に結果を出しています。
このフランス遠征は、彼の騎手としての幅を広げる絶好の機会となり、今後のさらなる活躍が期待されています。
岩田望来騎手の騎乗に対して「ゴール前での判断が非常に冷静」「しっかりと馬の力を引き出している」といったポジティブな意見が多く聞かれるようになりました。
また、SNSでも「最近の岩田望来は実力がついてきた」との声が広がり、かつての厳しい声は影を潜めつつあります。
岩田望来騎手はまだ若く、これからさらなる経験を積み重ねることで、より高い次元での活躍が期待されます。
岩田望来騎手についておさらい
JRA所属の岩田望来騎手。
田園競馬所属であった父岩田康誠氏の次男として、2000年5月31日に兵庫県で生まれました。
2016年競馬学校騎手過程に入学、2019年2月卒業。同年3月に藤原英昭厩舎からデビューを果たし、3月30日の阪神5R(3歳500万下)ポップフランに騎乗し、デビューから36戦目で初勝利を挙げることができました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 岩田望来 |
生年月日 | 2000年5月31日(24歳※2024年時点) |
出身地 | 兵庫県 |
身長 | 161.4cm |
体重 | 47.5kg |
血液型 | B型 |
所属 | JRA(フリー) |
騎手デビュー | 2019年3月 |
初勝利 | 2019年3月30日 阪神5R |
重賞初勝利 | 2022年2月19日 京都牝馬ステークス |
GI初勝利 | 2022年11月3日 JBCレディスクラシック |
JRA通算勝利数 | 400勝(2023年10月22日時点) |
フランス遠征 | 2024年6月よりフランスに遠征し、8月に渡仏後初勝利 |
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