ニュース番組「報道特集」ですが、夕飯の支度をしながら見ている人も多いのではないでしょうか。
そんな報道特集ですが一部でひどい・炎上と噂されているようです。
今回はそんな声について調査しました。
報道特集が炎上?ひどい・やばいなど噂される理由とは
報道特集について調査すると検索結果には「ひどい」「炎上」「打ち切り」などの文字があります。

(出典:Google)
ひどい噂1:偏った報道?過去の報道で炎上
まず一番に挙げられるのが、偏向報道(へんこうほうどう)が多いとの意見です。
報道特集では、韓国や北朝鮮を尊重したような報道であったり、政権批判をするケースも。
また取材への深掘りが浅いとの声もあり、一方的な主張を強く感じるので、やはり視聴者側からしますと中立的な立場からの報道を求めてしまいます。
過去の放送では炎上したケースもあるようです。
①兵庫県知事選をめぐる報道と炎上
2024年末から2025年にかけて、「報道特集」は兵庫県知事選挙に関連する問題を複数回にわたり特集しました。
一連の報道は、SNS上での誹謗中傷やデマの拡散、斎藤元彦知事の疑惑追及、元県議の自殺問題などを扱い、大きな反響を呼びましたが、同時に激しい批判と炎上を引き起こしました。
斎藤元彦知事のパワハラ疑惑や選挙戦術などを追及する内容に対しても、「一方的で公平性に欠ける」「知事を執拗に叩いている」といった「偏向報道」であるとの批判も。
斎藤知事を支持する層からはSNS上で番組への攻撃がエスカレートしたと報じられています。
②立花孝志氏関連の報道と批判
NHK党(当時)の立花孝志氏がSNSで発信した情報や、元兵庫県議の竹内英明氏(故人)への誹謗中傷に関与したとされる疑惑について検証報道を行いました。
これに対し、立花氏自身は「編集によって視聴者に誤解を与える形になった」「TBSは最初から切り抜く箇所を決めて取材をしていた」と強く反論し、番組の編集方法や取材姿勢を批判しました。
また、選挙期間中の報道が公職選挙法に抵触するのではないかとの指摘も一部でありましたが、TBS側は「重要な事実を伝える公益性の高い報道」との見解を示しています。
立花氏はBPOへの申し立ても示唆しました。
しかし、反対に唯一信用のできる報道番組と言われている意見もあります。
ロシアのウクライナ侵攻では、現地へ取材に行き、今ある現状を伝えていました。
現地じゃないとわからないことは沢山ありますし、足を運び取材を続ける金平茂紀さんは立派なジャーナリストと金平さんは高く評価されていることもわかります。
ひどい噂2:打ち切り説がある?
先ほどお伝えしたように検索結果には「打ち切り」の文字があります。
実際には2025年時点でも打ち切り(終了する)になる情報はありません。
おそらく大手家電量販店のヤマダホールディングス(HD)が、長年提供してきた「報道特集」のスポンサー契約を2025年3月末をもって終了したことが原因だと思われます。
ヤマダHD側はこの決定について「かねてより決まっていたこと」と説明しており、詳細な理由は公表していません。
このスポンサー降板は、番組の報道内容、特に政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏に関する一連の特集に対する同氏や支持者からの強い反発や、スポンサーへの不買運動の呼びかけといった動きと関連付けて報じる向きもあり、番組の先行きに対する憶測を呼ぶ一因となったのかもしれませんね。
ひどい噂3:反日のような報道が目立つ?
1つ目ともつながりますが、反日のような報道が目立つことも理由としてあげられます。
反日を匂わすような報道が多いため、左翼的だ、という声もあります。
最近では左翼という言葉はあまり耳にしませんが、大きな違いは右翼=保守、左翼=革新
左翼が主張しているのは国家批判や理想主義などが挙げられ、報道特集はこういった思想が近く感じてしまうため、伝統などを大切にする右翼の人たちからは反日だ!と捉えられていると思います。
また番組だけでなく、報道特集でのキャスターは反日発言が多いと言われています。
確かに万人受けするキャスターは多くはないと思いますが、
金平茂紀さんなんかは、韓国を擁護する発言が多く違和感を覚える人が多くいるのが現状で左翼寄りだとネットでは言われているみたいです。
報道特集について厳しい意見も多かったですが、実際に最前線での取材、報道に関してはいい意見も多く、一つの意見として鵜呑みにせず、今後の報道にも期待していきたいですね。
一方で報道特集が長年人気の理由は?
「報道特集」は1980年10月に「JNN報道特集」として放送を開始して以来、40年以上の長きにわたり放送を継続しているTBSの看板報道番組です。
この長い歴史の中で培われた取材力と報道姿勢は、視聴者からの信頼の礎となっています。
その実績は外部からも高く評価されており、2021年6月には「報道特集40年の歩みとこれから」が第58回ギャラクシー賞報道活動部門の大賞を受賞しました。
さらに、特定の特集に対しても評価は高く、2025年2月には兵庫県知事選に関する一連の報道がギャラクシー賞月間賞を受賞しています。
やはり人気の核心には、その独自の調査報道があります。
番組は、「独自の取材でテーマを掘り下げる」「キャスター自ら現場に向かい、自分の言葉で伝える」「渦中の人物に迫り、当事者の声に耳を澄ます」「”政府発表”のウラ側を追い、”当たり前の常識”を疑う」という基本姿勢を貫いています。
他のメディアが表面的にしか扱わない問題や、時には見過ごされがちなテーマに対しても深く切り込み、社会問題や政治問題の核心に迫ろうとする姿勢は、多くの視聴者から支持されています。