今回は64版牧場物語(牧場物語2)について口コミ・評判を調査しました。
64版牧場物語が「トラウマ」との声はなぜ?3つの理由を紹介
64版の牧場物語2を検索すると「トラウマ」とワードが出てきますが、気になり実際どういうことか調べてみました。
調査したところ、64版の牧場物語をやりこみ過ぎたうえに、とても愛着をもっていたからこそトラウマになった方がいるみたいです。
トラウマになった理由1:エレンが2年目で死亡
エリィの祖母で、ケーキ屋を営んでいるエレン(72歳)。
主人公の祖父と仲が良く、主人公の第二の祖母のような存在であるエレンですが2年目の春に死亡します。
1年目でエレンと仲良くなり、2年目の春にケーキ屋前でロッキングチェアに座るエレンに話しかけると、不穏な空気が漂い始めるのです。
いつも心地よく揺れているはずのロッキングチェアが不自然に止まり、エレンは深いまどろみに落ちたような様子を見せ、亡くなってしまいます。
主人公の目の前で亡くなるためトラウマと感じる人がいるのでしょう。
ちなみに以下をすることでエレンの死亡を防ぐことも可能ですよ。
予期せぬキャラクターの死という重いテーマと、それに伴う町全体の雰囲気の劇的な変化は、若いプレイヤーたちの心に強く響いたのではないでしょうか。
トラウマになった理由2:結婚システム
牧場物語2は、牧場を経営しながら町での生活を楽しむことができるゲームですが、イベントの一つに町にいる女性と結婚できるというシステムがあります。
このシステムは当時としては、思春期の男性はゲームの中で異性との交際を楽しめるという理由でとても好評でした。
結婚の流れとしては、女性に話しかけたりアイテムを送るなどして交流を図ります。
この交流が「愛情度」で表されており、この愛情度が一定の基準を満たせばプロポーズが出来たり、反対に女性の方から結婚を申し込まれることもあります。
ただ、ゲーム内ではライバルがいて、自分が好意を寄せている女性がライバルと結婚することもあるのです。
そういった意味で女性を奪われたと、このゲームは恋愛においてトラウマになったとネットに書き込んでいる方がいるようです。
ゲーム内では、結婚した後は子供を授かり出産したり、結婚後に話しかける回数が減ると「愛情度」が減少しお嫁さんが実家に帰ることがあるなど、イベントが充実しています。
トラウマになった理由3:その後のシリーズとの関連性
64版の牧場物語2がリリースされた後に、PlayStation版で「牧場物語 ハーベストムーン」が発売になっています。
実はハーベストムーンでは、登場する女性キャラクターの名前は同じなんですが、職業などは変更されていました。
ですので、64版牧場物語2をやりこんだファンは今作でも愛着のある女性と結婚できると喜んだのですが、微妙に違う設定に困惑し嘆いた方がいました。
そういった感情を、「前作に囚われて今作プレーするのがトラウマだ」と表現している方がいるそうです。
どうせ違うなら全く違うストーリーにしてもらった方が良いという声もあり、やり込んだ方が多いことから牧場シリーズがいかに名作というのがわかります。
64版牧場物語の良い口コミ
良い口コミがたくさんありますので、まとめてみました。
多くが、のんびりした空気のなかで癒されたや、イラストがかわいかったなど好意的がとても多かった印象です。
- のんびと牧場暮らしを味わうことができる。
- 牧場経営以外にも、釣りや探検など自由度が高い。
- 恋愛ゲーム的要素がある。
- キャラクターが魅力的である。
たくさんの良いコメントがありますが、やはりイベントの豊富さとできることが多いゲーム内容はとても好評だったようです。
近年とても多く作られているオーブンワールド的な要素も持ち合わせていますので、当時としてはとても実験的で革新的なジャンルだったと思います。
最初リリースされた時は、単なる牧場を経営する作業ゲームではないかと思った人も多かったようですが、評価システムや期限が区切られることでRPG的要素も加わり、ワクワク感がたまらないという声もありました。
やりこみ要素があるという点もポインタが高かったようで、何回も繰り返しましたという声はとても多かったです。
64版牧場物語(牧場物語2)とは
牧場物語2は、1999年2月5日にNINTENDO64用に発売されたシミュレーションゲームで、「牧場物語」・「牧場物語GB」に続いて牧場物語シリーズの3作目にあたります。
プレーヤーは、祖父から譲り受けた牧場で動物や野菜を育てながら町の人と交流していく内容になっており、ゲーム内での生活を楽しむことができます。
新たに農地を耕した場所に作物を植えることができ、収穫をした野菜を売ることでお金を得たり、川では釣りを行うことができるなど、とても自由度が高いゲームとして人気でした。
3年間プレーし、その後父親からプレーヤーと牧場のしあわせ指数なるもので評価をが高ければこれ以降もプレーが続行となる仕様になっています。
そのため、さまざまなイベントに取り組む必要があり、たんなる牧場経営シミュレーションとは一線を画すゲームです。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 牧場物語2(Harvest Moon 64) |
発売日 | 1999年2月5日(日本) 1999年11月30日(北米) |
対応機種 | NINTENDO64、Wii Uバーチャルコンソール、Nintendo Switch Online |
開発/発売元 | ビクターインタラクティブソフトウエア |
ゲーム概要 | 亡くなった祖父の牧場を引き継ぎ、「花の芽町」での3年間の牧場生活を送る。シリーズ初の3Dクォータービュー採用。 |
ゲームシステム | ・1年は春夏秋冬の4シーズン(各30日) ・しあわせ指数による評価システム ・お仕事レベル(道具が3段階でパワーアップ) ・リュックサック(農具8個、アイテム8個所持可能) |
結婚候補 | ・ポプリ(花屋の娘) ・エリィ(ケーキ屋の手伝い) ・マリー(図書館の司書) ・カレン(酒場アルバイト) ・ラン(グリーン牧場の娘) |
主要施設 | ・花屋「フラワーリリア」 ・ケーキ屋「花の芽ケーキ店」 ・道具屋「リックの店」 ・教会 ・酒場 ・グリーン牧場 ・図書館 |
特徴的な要素 | ・住民との交流が豊富 ・ライバルとの結婚システム存在 ・家の個別パーツ増築が可能 ・女神様やかっぱなど特殊キャラクターの存在 |
公式サイト: https://www.bokumono.com/sub/bokumono2.php
64版牧場物語はどんな人に向いている?
64版の牧場物語に向いている人は、牧場経営を楽しみたい方やたんなる作業ゲームではなく、やりこみたい方におすすめです。
また、発売が1999年と20年以上前のソフトですので、レトロ感を味わい人などにもぜひおすすめの名作ゲームです。