今回はエマージェンシーコールの口コミ・評判を調査しました。
エマージェンシーコールが「やらせ」との声はなぜ?
思いがけぬ事件や事故、怪我が起こった際に24時間365日対応してくれる「緊急通報司令室」。
緊急通報の司令室にカメラが密着し、緊迫の瞬間をノンフィクションでお届けする「エマージェンシーコール」ですが、検索結果に「やらせ」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
吹き替えになっている?
「エマージェンシーコール」が「やらせ」と言われる理由の一つ目に「吹き替えになっている」という声があります。
「エマージェンシーコール」は冒頭で「プライバシー保護のため、通報は加工・吹き替えし内容を一部変更しています」と表示されます。
そのため、「やらせ」と感じている人がいるようですね。
一部加工されているのはプライバシー保護のためなので、吹き替えになっているのは仕方がありません。
架空の話を創作したものではないので安心してくださいね。
通報内容がやばい?
「エマージェンシーコール」が「やらせ」と言われる理由の二つ目に「通報内容がやばい」という声があります。
「エマージェンシーコール」では、様々な通報が舞い込んできます。
「歯が痛くて運転ができない」「税金の使い道はどうなってるんだ」などといった常識外れな内容から、「丸ノコで足を切った」という衝撃的な内容まで、司令室は私たちの想像を超えるような通報に日々対応しているのです。
24時間365日どんなときでも対応してくれる緊急司令室ですが、衝撃的な通報内容から「やらせ」と感じている人もたくさんいます。
通報内容は、事故や怪我だけでなく、結婚の相談といった要件もあるようなので驚きです。
救急車が有料化という動きも
いつでもどんなときでも対応してくれる緊急指令室ですが、救急車は急病や突然の怪我などの緊急事態に対応するための特別な車両です。
「エマージェンシーコール」でも放送されていた通り、日本では緊急ではない通報が後を絶ちません。
三重県松阪市では、救急車で搬送されても入院に至らなかった場合、7,700円を徴収することを発表しています。
松阪市は「これ以上出動件数が増えると限界を超える」と話しており、消防署が危機的状況であることが分かります。
実際に「自宅のテレビの配線がうまくいかなかった」「新聞紙で右手の中指を5㎜ほど切ってしまった」などといった通報があるそうで、不要不急の通報が負担となっていることが明らかになりました。
三重県松阪市だけでなく、全国的に「救急車が有料化する」という動きが広がっています。
「エマージェンシーコール」で起こっていることは「ありえない」と感じている人が多いようですが、実際に不要不急の通報が行われているのです。
「やらせ」という噂が浮上している「エマージェンシーコール」ですが、プライバシーを考慮していることで多少の音声加工等は行われつつも、全て実際に緊急指令室に届いている通報内容です。
不要不急の通報は避け、助かるはずの命が少しでも助かる世の中になってほしいですね。
エマージェンシーコールが過去に中止されたケースも?
NHKのドキュメンタリー番組「エマージェンシーコール 〜緊急通報指令室〜」は、過去に放送が中止または延期された事例があります。
主に、緊急ニュース(地震報道など)の編成が優先されたためです。
定期的にあるようですが、例えば2025年1月13日もその一例です。
2025年1月13日回
2025年1月13日には、「エピソード9 京都 山中にて」が放送予定でした。
しかし、同日夜に宮崎県で発生した地震に関する緊急ニュース報道が優先されたため、この回の放送は休止(中止・延期)となりました。
NHKは災害等の緊急時には、通常番組を中断・変更し、関連情報の報道を最優先。
この地震発生に伴い、津波注意報も発表されたため、緊急報道体制が取られました。
ちなみに放送が見送られた「エピソード9 京都 山中にて」は、2025年2月11日(火・祝)に放送されました。
エマージェンシーコールの良い口コミ
119番通報を受ける緊急通報の指令室に密着するノンフィクション番組「エマージェンシーコール」。
通報を受けるオペレーターと通報者の会話だけで構成された本番組は、指令室にいるかのような没入感に浸ることができます。
緊急通報のリアルを知れる
「エマージェンシーコール」では、24時間365日どんなときも対応してくれる緊急通報の指令室にカメラが密着しているため、緊急通報のリアルを知ることができます。
不要不急の通報から大事故など、様々な通報が寄せられる緊急指令室ですが、中でも海外の「エマージェンシーコール」にかかっていた一つの通報が世界中で話題になっています。
指令室にかかってきた電話はピザを頼むような内容であり、「またいたずら電話か」と思いながら話を聞いてオペレーター。
「こちらは991(日本でいう119)ですよ」と話すも通報者のピザの注文をし続けることに異変を感じ、通報者が助けを求める電話ということに気が付いたのです。
通報者は本当のことが言えず、ピザを注文するフリをして助けを求めていたのですね。
映画のワンシーンのようなできごとですが、「エマージェンシーコール」ではこういった予測不能なできごとも起こり得ます。
119番通報の指令室の緊迫した状況はとても生々しく、観ている側もハラハラしてしまうことでしょう。
通信指令室について学べる
緊急通報指令室の通話の内容をそのまま伝えている「エマージェンシーコール」。
通報者はまさに命の現場にいる極限状態であり、パニックになっている人もたくさんいます。
そんな相手にも動じることなく、しっかりと耳を傾け、必要な情報を聞き出す司令管制員の傾聴力は並大抵のものではありません。
司令管制員は皆消防士ですが、基本的には新人の消防職員は配属されない部署です。
現場の経験がそれなりにあり、現場のことが想像できることが大切であるため、過酷な現場経験を積んだ消防職員が配属されます。
「エマージェンシーコール」を観れば、日本で起こっている事態を知ることができるだけでなく、普段の生活では中々知ることのない司令管制員の仕事内容を知ることができるのも面白いですね。
エマージェンシーコール(NHK)についておさらい
24時間365日、昼夜問わず声で災害対応にあたる緊急通報の指令室にカメラが密着する番組です。
緊急通報を受けるオペレーターと、通報者の会話だけで日本の今を描くノンフィクション番組であり、災害対応にあたる司令管制員の姿をカメラが追いかけます。
普段は見ることのできない司令センターの様子や、司令管制員の災害対応にかける思いに密着します。
また、当番組は元々はベルギーで始まり、ヨーロッパやアメリカで放送されていた人気シリーズの日本版です。
エマージェンシーコールはどんな人に向いている?
今回は、「エマージェンシーコール」に対する声を調査しました。
「エマージェンシーコール」とは、NHK総合テレビで放送されているノンフィクション番組です。
事件、事故、怪我、病気など、24時間365日どんなときも対応してくれる緊急通報指令室にカメラが密着し、番組では、消防や警察に通報された緊急通報の指令室に密着し、オペレーターと通報者とのやりとりを通じて、命の現場に迫ります。
「エマージェンシーコール」が向いている人は、次の通りです。
「エマージェンシーコール」では、これまでに、東京、大阪、福岡などの都市の指令室を取り上げ、火災、交通事故、急病、DVなど、さまざまな緊急事態に直面する人々のドラマを伝えてきました。
「エマージェンシーコール」は、命の尊さを改めて考えさせられるとともに、緊急通報の正しい利用方法についても学ぶことができる番組なので、幅広い世代の人々に観てもらいたい番組です。