2012年にリリースされて以来、NEWSの代表曲として愛され続けている「チャンカパーナ」。
一度聴いたら耳から離れないキャッチーなメロディと、コンサートでの盛り上がりは絶大です。
しかしその一方で、歌詞の内容が「情熱的すぎる」「意味深でやばい」と話題になることも少なくありません。
チャンカパーナ歌詞がやばいし気持ち悪い?

「チャンカパーナ」の歌詞が一部で「やばい」「気持ち悪い」と評されるのは、その情熱的で官能的な描写に理由があるようです。
深夜バスでの出会いから始まる一夜の恋物語は、アイドルソングの枠を超えるほど大胆な表現が多く含まれていて賛否あるようです。
褐色の葡萄の意味がやばい?

覗いたその肌は褐色の葡萄だね
このフレーズは、楽曲の中でも特に官能的で象徴的な部分で、直接的ではない比喩表現だからこそ、聴く人の想像力を掻き立て、様々な解釈を生んでいます。
「褐色の葡萄」という表現は、一般的に日焼けした肌や、水着などから覗く女性の胸を、夏に実る瑞々しい葡萄に例えたものだと解釈されていて、マイクを葡萄に見立てて逆さに持つ振り付けも、この解釈を補強しているようです。
この表現が「やばい」と言われるのは、その比喩が非常に艶めかしいからです。
単に「褐色の肌」と表現するのではなく、「葡萄」という言葉を用いることで、果実の持つ甘さ、瑞々しさ、そして少し危険な「禁断の果実」のようなニュアンスが加わります。
この詩的な表現が、聴く人によっては生々しい色気を感じさせ、「気持ち悪い」という感想に繋がることもあるのかもしれませんが、これは単なる性的な比喩に留まらない、深い芸術性を持った表現とも考えられます。
葡萄が持つ「豊穣」や「生命力」といったイメージを、出会った女性の魅力に重ね合わせることで、一夜の恋の持つ濃密さと刹那的な輝きを表現しているのです。
ワンナイトラブなの?

バスを捨てて二人は 眠れる場所を探した
物語の始まりから、この楽曲の展開は非常にスピーディーで、この衝動的な行動が、一夜限りの関係、いわゆる「ワンナイトラブ」を強く連想させます。
深夜バスで偶然出会ったばかりの二人が、本来の目的地を捨てて共に夜を過ごす場所を探すという展開は、非常にドラマチックです。
この行動から、理性よりも本能を優先する、燃え上がるような恋の始まりが描かれています。
ここに対して、「軽薄だ」「純愛ではない」と感じる人もいるようです。
見ず知らずの相手と簡単に関係を持つというストーリーが、一部の人には受け入れがたく、「やばい」という評価に繋がっていると考えられますが、この歌詞の背景には、アメリカの作家ジャック・ケルアックさんの小説『オン・ザ・ロード』の影響があるという説も存在します。
この小説は、若者たちが自由を求めてアメリカ大陸を放浪する物語であり、日常からの逸脱や運命的な出会いがテーマです。
「チャンカパーナ」の歌詞も、そうした文学的なロマンティシズムを背景に持つと解釈すれば、単なる軽薄な一夜の恋ではなく、人生を変えるほどの運命的な出会いを描いた物語として、より深く味わうことができるでしょう。
敬意と情欲が入り混じる独特の表現が気持ち悪い?

うやうやしく服を脱ぎ ベッドに滑り込む花
このフレーズは、楽曲の中でも特に独特な言葉選びが光る部分で、相反するような言葉の組み合わせが、聴く人に強い印象を与えます。
「うやうやしく」とは、相手に深い敬意を払って丁重に振る舞う様子を指す言葉ですが、「服を脱ぐ」という行為と結びつけている点に、この歌詞の独創性があります。
女性を「花」と比喩することで、その美しさや儚さを表現していますが、同時に行為の直接的なイメージも喚起するため、聴く人によってはそのギャップに戸惑い、「気持ち悪い」と感じる可能性も否定できません。
作中、主人公の男性は女性を「天使」や「花」といった、神聖で美しい存在として見ています。
だからこそ、その神聖な存在に触れる行為は、たとえ情欲に満ちたものであっても、「うやうやしく」=敬意を持って行われるべきだと考えているのではないでしょうか。
単なる欲望の発散ではなく、相手へのリスペクトと、その瞬間を大切にしたいという美学の表れとも解釈できます。
チャンカパーナ(NEWS)についておさらい
ここまで歌詞の解釈に焦点を当ててきましたが、楽曲そのものについても振り返ります。
概要
「チャンカパーナ」の基本情報をまとめました。
この曲は、NEWSが新たな一歩(4人体制)を踏み出す上で、象徴的な楽曲でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2012年7月18日 |
| 作詞・作曲 | 作詞:Hacchin’ Mayaさん 作曲:ヒロイズムさん |
| 曲名の意味 | 「愛しい人」という意味を込めた造語 |
| 位置づけ | 4人体制になって初のシングル曲 |
「チャンカパーナ」は、NEWSの14枚目のシングルとして2012年にリリースされました。
この曲が特別なのは、メンバーの山下智久さんと錦戸亮さんが脱退し、小山慶一郎さん、増田貴久さん、加藤シゲアキさん、手越祐也さん(当時)の4人体制で再出発を果たした最初のシングルだからです。
グループの未来を左右する重要な局面で、あえてこのキャッチーで挑戦的な楽曲を選んだことからも、覚悟がうかがえます。
タイトルは「愛しい人」を意味する造語であり、NEWSからファンへの想いが込められているとも言われています。
エキゾチックで情熱的なサウンドは、一度聴いたら忘れられない強いインパクトを持っています。
チャンカパーナに対する独自調査と口コミ一覧
歌詞の解釈は人それぞれですが、世間の人々は「チャンカパーナ」をどのように受け止めているのでしょうか。
インターネット上の意見を元に調査したところ、歌詞の世界観を「情熱的で魅力的」と捉える声が約7割、「生々しくて少し苦手」と感じる声が約3割という印象でした。
以下に、様々な視点からの口コミを紹介します。
肯定的な口コミ
否定的な口コミ
向いている人
この楽曲の世界観は、特定の人々の心に深く響くようです。
以下のような考え方や好みを持つ人には、向いていると言えるでしょう。
- 歌詞の深い意味や文学的な背景を考察するのが好きな人
- アイドルソングの枠を超えた大胆な表現を楽しめる人
- 情熱的で少し危険な香りのする恋愛ストーリーに惹かれる人
- コンサートやカラオケで一体感を持って盛り上がりたい人
- 日常からの逸脱や非日常的な体験に憧れを抱く人
Q&A
- 結局「チャンカパーナ」って、どういう意味なんですか?
「愛しい人」という意味を込めて作られた造語です。スペイン語やポルトガル語のような響きですが、実際にはどの言語にも存在しない、この楽曲オリジナルの言葉です。作詞者が、響きの面白さや記憶に残りやすいリズム感を重視して作ったと考えられます。NEWSのファンのことを指している、という解釈も広く知られています。
- なぜNEWSのファンは「パーナ」と呼ばれることがあるのですか?
この楽曲「チャンカパーナ」が由来です。曲名の一部を取って、ファンの愛称(ファンネーム)として使われるようになりました。しかし、2013年にコンサートの悪天候中止をきっかけに発生した「パーナさん事件」という騒動以降、この呼称を巡ってはファンの間でも様々な意見があり、現在では「チームNEWS」という呼び方が公式でも使われています。
- この曲、レコーディングで録り直しがあったって本当ですか?
はい、本当です。当時の音楽雑誌のインタビューなどで語られていますが、一度楽曲が完成したにもかかわらず、メンバーやスタッフが「もっと良いものにしたい」という強い思いから、再度レコーディングをし直したというエピソードがあります。4人体制での再出発にかける、並々ならぬ情熱とこだわりが感じられる話ですね。
- カップリング曲の「フルスイング」と、どちらをA面にするか迷ったというのは本当ですか?
はい、そのようです。作曲を手掛けたヒロイズムさんは、当時の葛藤を語っています。逆境に立ち向かうストレートなメッセージが込められた「フルスイング」で勝負するか、謎めいた言葉でリスナーの心を掴む「チャンカパーナ」で勝負するか、メンバーを含めて何度も話し合いが行われました。「チャンカパーナ」は挑戦でありリスクもあったけれど、結果的にその選択がグループを新たなステージへ導いたと言えるでしょう。
- 「チャンカパーナ界隈」って何ですか?
これは、NEWSの熱心なファン(チームNEWS)とは少し異なり、「特に『チャンカパーナ』という楽曲そのものが大好き」という人々を指して、インターネット上で自然発生的に生まれた言葉です。ファンではないけれどこの曲はカラオケで必ず歌う、というようなライトなファン層も含みます。この言葉が広まったことで、NEWSの公式X(旧Twitter)でも「チャンカパーナ界隈の方も」という表現が使われ、話題になりました。