2026年9月、釣具メーカー「BlueBlue(ブルーブルー株式会社)」代表の村岡昌憲さんのXのポストをきっかけに、釣り人のあいだで再び炎上騒ぎが起きました。
検索すると「テスター」「胡散臭い」「嫌い」といった言葉が並び、ジョルティやシャルダス、ブローウィンを愛用している方ほど不安になったのではないでしょうか。

この記事では、今回の騒動の流れから、よく混同されるテスターの話、ダイソーVJ発言や品薄問題までを、公式発表とSNSの声をもとに整理します。
ブルーブルーの社長が炎上したって本当?結論は「強い発言×誤解」でした

結論から言うと、村岡昌憲さんに違法行為の報道は見当たらず、炎上の中身は強い発言と別件の騒動が混ざった誤解が大半です。
モヤモヤしていた方も、順番に読めばスッキリするはずです。
ブルーブルーの社長・村岡昌憲さんって誰?今回の炎上はいつ何があったの?

まずは、ブルーブルーの社長がどんな人なのかをおさらいします。
村岡昌憲さんは1972年10月生まれ、東京都江東区出身の実業家で、消臭・脱臭装置の会社「カルモア」の代表も務めています。
釣りの世界では、1990年代のシーバス(スズキ)のルアー釣りブームを引っ張った、草分け的なプロアングラーとして知られています。
- 2010年:釣り人向けSNS「fimo」を立ち上げ
- 2011年:ルアーメーカー「BlueBlue」を設立
- 現在:ダイワ、アピア、東レなどとプロ契約
- 発信:YouTube「マサッチ釣りチャンネル」、X、Instagram
2023年9月には、子どものころから通う江戸川区の釣り堀について「35年目になった」と投稿しており、根っからの釣り好きとしての顔もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 村岡昌憲(むらおか まさのり)さん |
| 生年月日・出身 | 1972年10月24日生まれ・東京都江東区 |
| 役職 | ブルーブルー株式会社 代表取締役、株式会社カルモア 代表取締役 |
| プロとしての始まり | 25歳でメガバスとスポンサー契約を結んだとされる |
| 主な契約先 | ダイワ、アピア、東レなど |
| 立ち上げたもの | fimo(2010年)、BlueBlue(2011年) |
| 主な発信先 | X(@masa_chi・フォロワー約5.6万人)、Instagram、YouTube「マサッチ釣りチャンネル」 |
| 会社の拠点 | 東京本社(中央区新川)、館山オフィス(千葉県館山市)、松戸工場(千葉県松戸市) |
今回の騒動が表に出たのは、2026年9月22日ごろのことです。
村岡昌憲さんのX(@masa_chi)のポストに対して、引用やリプライで批判の投稿が一気に増えました。
9月22日には「ブルーブルーの社長は定期的に炎上している」という趣旨の投稿も見られ、今回が初めてではないと受け止めた人が多かったことがわかります。
| 日付(2026年) | 出来事 | 場所 |
|---|---|---|
| 9月22日ごろ | 村岡昌憲さんのポストに批判の引用・リプライが集まる | X |
| 9月22日ごろ | 「社長は定期的に炎上している」という趣旨の投稿が出る | X |
| 9月22日ごろ | 「パクリ」「炎上目的」と強い言葉で批判する投稿も出る | X |
| 9月26日ごろ | ルアーを実際に燃やした人がいたのかと驚く投稿が出る | X |
| 9月26日時点 | 本人・公式からの追加説明は本記事では確認できず | X・公式サイト |
さらに9月26日ごろには、手持ちのBlueBlueのルアーを本当に燃やした人がいたのかと驚く投稿まで出ています。
ただし、発端となったポストの文面は執筆時点で確認できていないため、この記事では反応の広がりを中心に整理します。
普段の投稿でも、2023年7月のロケ準備を伝えるだけのポストが80万回以上表示されており、発言が一気に広がりやすい立場にあることがわかります。
個人的には、愛用しているルアーが燃やされたという話を聞くと、同じ釣り人としてちょっと胸が痛みます。
テスターも炎上したの?「イトウ?伊藤?」の話がごっちゃになってるかも

「ブルーブルー テスター 炎上」と検索すると、いくつもの騒動が並んで出てきます。
ところが中身を一つずつ確かめると、BlueBlueのテスターが起こしたと公式情報や報道で確認できる炎上は見つかりませんでした。
ここからは、他のサイトではあまり触れられていない「検索結果の混線」について、筆者の考察です。
| 時期 | 検索で混ざりやすい話題 | メーカー名 | BlueBlueとの関係 |
|---|---|---|---|
| 2018年11月 | テスターのイトウをめぐる件を個人ブログが紹介 | ジャクソン | 確認できず |
| 2021年11月 | 猿払川のイトウ釣行動画を削除した個人ブログ | 記載なし | 確認できず |
| 2024年5月 | 釣具新聞の弁護士への相談記事(魚を投げる動画の炎上) | 伏せられている | 確認できず |
| 時期不明 | 匿名掲示板の「イトウ偽装」などの書き込み | 真偽不明 | 確認できず |
たとえば、2024年5月に釣具新聞が掲載した弁護士への相談記事は、テスターが新製品のルアーでイトウを狙い、釣れた別の魚を地面に放り投げた動画が大炎上したという内容です。
この記事はメーカー名を伏せた相談形式で、BlueBlueの名前は一切出てきません。
ほかにも、2018年にはジャクソンのテスターのイトウをめぐる件が個人ブログで取り上げられ、2021年には猿払川でのイトウ釣行動画を削除したという個人ブログもあります。
- 魚の「イトウ」と人名の「伊藤」が検索画面で混ざる
- 他社テスターの事例が「テスター 炎上」で一緒に出る
- メーカー名を伏せた相談記事が当てはめられる
「テスター」「イトウ」「炎上」という似た言葉が並ぶことで、別々の出来事がBlueBlueの話に見えてしまうのが、誤解の一つめの正体だと考えています。
イトウは環境省のレッドリストで絶滅危惧IB類とされている魚なので、扱い方ひとつで炎上しやすいのも事実です。
一方で、BlueBlueのテスター制度そのものは、公式に情報が出ています。
2014年度の募集では、文章力や写真、着こなしなどを見る1次選考と、実釣テストと面談の2次選考があったと報じられています。
| 時期 | 公表されたテスター関連の情報 |
|---|---|
| 2014年度 | 1次選考(文章力・写真・着こなしなど)と2次選考(実釣テスト・面談)で募集 |
| 2021年3月31日 | アドバンステスター1名との契約を双方合意で解除と発表 |
| 2022年12月31日 | 池田延夫さん、馬場走さん、斎藤孝大さん、岩崎絵里香さん、柳沼哲也さんが契約満了 |
| 2023年 | アドバンスドテスター1名、テスター18名、プロガイド3名、サポーター9名の体制を発表 |
出典:BlueBlue公式ブログ「BlueBlueオフィシャルアングラー契約情報」
2022年12月31日には、斎藤孝大さんら5名が契約満了で更新しないことが発表されました。
斎藤孝大さんはInstagramで、評価が厳しく戦力外通告もある中で7年間続けてきたと振り返っています。
テスターとの距離も近く、2026年4月にはテスターの小原暁彦さんの投稿に、村岡昌憲さんがガーリックシュリンプを作って待っていると冗談まじりに返しています。
同じ月には、釣り大会や試投会を行う「春のBlueBlue感謝祭」の開催も告知され、一般の釣り人も参加できる形になっています。
個人的には、結果を求められ続けるテスターの方々のプレッシャーを思うと、少し同情してしまいます。
「胡散臭い」「嫌い」って声、SNSや知恵袋では実際どうなの?

次に、「胡散臭い」「嫌い」と言われる理由を、SNSやYahoo!知恵袋の声から見ていきます。
批判の声を分けてみると、「他社の真似」「わざと品薄」「言うことが変わる」「発言がきつい」の4つにほぼまとまります。
- 他社の真似をしている
- わざと品薄にしている
- 言うことが変わる
- 発言がきつい
2022年8月の知恵袋には、村岡昌憲さんがかつてPE0.6号の細い糸でのシーバス釣りを推し、サンラインからプロデュースラインまで出していたのに、今は太めの糸と強めのドラグを勧めていると指摘する投稿がありました。
実際に2024年12月のポストでは、海中のルアーのゴミを減らす工夫として、PEライン1.5号とリーダー40ポンドを挙げています。
ただ、同じ知恵袋の投稿でも、釣りの腕前そのものは認められています。
また知恵袋では、ブローウィンの実力を尋ねる質問に対して、クミホンやジョルティでよく釣れていると答える利用者もいます。
YouTubeでは、2024年11月に発売が告知されたガボッツ120をきっかけに、アンチになった理由を語る動画も出ています。
| 声のタイプ | よく見られる内容(要約) | 背景にある事実 |
|---|---|---|
| 批判 | 他社の真似をしている | 2023年2月のダイソーVJ発言で「パクリ」論争が逆流した |
| 批判 | わざと品薄にしている | 自社拠点で生産し、増産を告知している |
| 批判 | 言うことが変わる | 細い糸推しから太い糸推しへの変化を指摘する声(2022年8月) |
| 批判 | 社長が定期的に燃える | Xでの発信量が多く、切り取られやすい |
| 擁護 | ルアーは普通に釣れる | クミホン、ジョルティ、ブローウィンなどが定番化している |
ここからは、他のサイトでは見かけない視点として、ステマ規制との関係を考えてみます。
2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝、いわゆるステルスマーケティングは景品表示法違反になりました。
- 報酬や商品提供を受けているのに、広告と書かずに投稿する
- 企業が個人の感想のふりをして書き込む
メーカーと契約したテスターやプロの釣果投稿は「これは広告では?」と見られやすくなり、その空気が「胡散臭い」という感覚につながっていると考えられます。
もちろん、BlueBlueやテスターの投稿がステマに当たると判断されたという報道は見当たりません。
一方で、「マサッチ釣りチャンネル」の企画を楽しんだと投稿するファンも少なくありません。
個人的には、好きなルアーを素直に「釣れた!」と言いにくい時代になったのは、少し寂しい気もします。
誤解される背景はどこに?ダイソーVJ・fimo・品薄の件と対応を並べてみた

最後に、これまでの騒動とその後の動きを並べてみます。
2023年2月には、ダイソーで売られていたコアマン「VJ」に似たルアーについて、村岡昌憲さんが他社製品を真似て得た評価を子どもに誇れるのかという趣旨で強く批判し、議論になりました。
このとき、ダイソーのルアーを使う人まで責めているように受け取った人が反発し、「真似をしているのはBlueBlueでは」という声まで返ってきました。
| 時期 | 出来事 | 受け止められ方 | その後の動き |
|---|---|---|---|
| 2010年 | 釣り人向けSNS「fimo」を開設 | 釣り人の交流の場に | ― |
| 時期不明 | fimoでIPアドレス公開の仕様変更を試みたと個人ブログが指摘 | 批判の声 | 詳細は未確認 |
| 2022年8月 | 細い糸から太い糸への方針変化を指摘する知恵袋の投稿 | 「言うことが変わる」 | ― |
| 2023年2月 | ダイソーVJをめぐる発言 | 賛否が真っ二つに | ― |
| 2023年ごろ | 品薄・転売への不満 | 「品薄商法」との声 | ゼッパー80で転売率を調査(約2%) |
| 2024年9月 | 公式Xで商品回収に関するお詫びを告知 | ― | 公式アカウントで告知 |
| 2026年9月 | Xのポストに批判が集中 | 「定期的に炎上」との声 | 本記事では未確認 |
fimoでは、非会員が書き込む際にIPアドレスを公開する仕様に変えようとして批判を受けた、と個人ブログが伝えています。
品薄については、ゼッパー80で調べた転売の割合が紹介されています。
- 問屋への出荷:2万個
- 1か月後に転売サイトに並んだ数:約400個
- 転売の割合:約2%
公式XでもAIZER125Fを「BlueBlue史上最多の生産数」で出したと告知しており、品薄がわざとだとは言い切れないことがわかります。
2024年9月には、公式Xで商品回収に関するお詫びを出しており、問題があったときは公式アカウントで告知しています。
ここからは筆者の考察です。
村岡昌憲さんは「メーカーの社長」「他社と契約するプロ」「fimoやYouTubeの発信者」という三つの顔を同時に持っているため、一つの発言が会社の公式見解のように受け取られやすいのだと思います。
- メーカーの社長としての顔(BlueBlue・カルモア)
- 他社と契約するプロとしての顔(ダイワ・アピア・東レなど)
- 発信者としての顔(fimo・YouTube・X)
2023年11月には、「BlueBlueは社会の一つの公器」と書き出すポストも出しています。
ダイワやシマノのような大手では、テスターや社員の発言が社長個人に結びつくことはほとんどありません。
逆にBlueBlueは社長の人柄がブランドそのものなので、ファンを増やす力と炎上する力がセットになっているといえます。
2025年9月には館山市のふるさと納税の返礼品も案内しており、地域と結びついた活動が多いのも、社長の顔が見えるブランドならではです。
個人的には、この距離の近さこそがBlueBlueの魅力でもあるので、なんとも難しいところだと感じます。
ざっくり振り返り!ブルーブルー社長の炎上と誤解のポイント

ここまでの内容を振り返ります。
ブルーブルーの社長・村岡昌憲さんの炎上は、確認できる範囲では違法行為ではなく、強い言葉の発信と受け取る側の温度差から起きているケースがほとんどです。
「テスターが炎上した」という話は、他社の事例や匿名掲示板の書き込み、メーカー名を伏せた相談記事などが混ざって広まった面があります。
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 社長が違法なことをした | 確認できる範囲で違法行為の報道はなく、発言をめぐる炎上が中心 |
| BlueBlueのテスターがイトウで炎上した | 検索で出る事例は、他社・メーカー名なし・真偽不明のものが中心 |
| 品薄はわざと | 転売率の調査や増産の告知があり、需要に生産が追いつかない面が大きい |
| 社長の発言=会社の方針 | 経営者・契約プロ・発信者の三役が重なるため、そう見えやすい |
| テスターには誰でもなれる | 1次選考と実釣・面談の2次選考があった(2014年度) |
ルアーの性能と社長の発言は分けて考え、気になる情報は公式発表などの一次情報で確かめるのがいちばん安心です。
2026年2月には8年ぶりに「にいがたフィッシングショー」へ出展するなど、BlueBlueは各地のイベントで釣り人と直接顔を合わせる機会も増やしています。
2025年7月には、地元・館山の夕日桟橋での釣りについても公式Xで告知しています。
個人的には、騒動を知ったうえで、それでもお気に入りのルアーを信じて投げるのも一つの答えだと思います。