今回はベネッセのロゴに対する声や評判を調査しました。
ベネッセのロゴが「怖い」との声はなぜ?
ネット上では、ベネッセを検索するとロゴが「怖い」と出てきます。
会社のロゴは、会社の理念や象徴として使用されますが、大手企業であるベネッセのロゴを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
人型のイラストが描かれているとても有名なロゴです。
人型がカラフルになっている為か、怖さはまったく感じません。
実は怖いと言っている人は、昔VHSでしまじろうの教材などを見ていた人ではないかと言われています。
最近では見なくなったVHS、いわゆるビデオテープですが、過去のベネッセ制作のしまじろうのビデオ教材では、最後にベネッセのロゴが映し出されたあとに「ピー」という音と共に黒い背景に白字で品質管理用の映像に切り替わります。
小さい子からすると、今までしまじろうと楽しく遊んでいたのに、急に警告音が鳴りだして画面がブラックアウトすると、不気味に感じなにか怖いものが写ったと思うのかもしれません。
もしかすると大人になり、そのことを忘れていてもベネッセのロゴを見ることによって、当時のことを思いトラウマになっているのではないでしょうか。
ベネッセでは1993年から2003年までビデオの教材で、1999年から2003年まではビデオとDVDの選択が可能で、今ではビデオ教材はありません。
さらに調べてみると、怖いと感じる原因はCMにもあるようです。
過去に放映されたベネッセCMで、ロゴの人型3体が次々と出てきて最後に子供の声でベネッセと聞こえて終わります。
このCMも一見するとなにも怖くないのですが、「鳥肌が立つ」や「不気味でモヤモヤ」すると言った声がありました。
大人が見るとなんてことないことも感受性の豊かな幼児や子供が見ると違う感じを受けるのかもしれません。
ビデオ教材やベネッセの過去のCMを見たことがあるひとは、すでに大人になっていますが、現代はSNSが普及していますので、当時の体験などをいろんな人が書き込むうちにベネッセのロゴは怖いという噂が広まったと考えられます。
ベネッセのロゴが似てる?ロゴの意味は
ベネッセの社名の起源は「bene(よく)+esse(生きる)」、ベネッセのロゴは人が並んでいるイラストが描かれています。
右から左にかけて大きくなっていますが、これは幼児からシニアまでをサポートする会社であるということを表現しています。
また、描かれている3体のイラストは立っているのではなく動きがあり、それぞれに違うカラーが施されています。
これは躍動感を現したものです。
じつはこの、ベネッセのロゴによく似たロゴを使用している会社があります。
大手旅行代理店の近畿日本ツーリストグループの一社であるクラブツーリストのロゴです。
クラブツーリストのHPを確認すると確かにベネッセのロゴに酷似していますが、両社に繋がりはないそうです。
また、エニタイムフィットネスにもどことなく似ていますが、こちらも関係ありません。
ベネッセの良い口コミ
ベネッセが運営しているサービスが数多くありますが、中でも教育分野においては業界最大手です。
今回は、利用者の声をまとめてみました。
進研ゼミ
小学生~高校生を向けの添削式通信講座で、「赤ペン先生」はベネッセの登録商標です。
コースも充実していて、自分に合った学習プランで進めることが出来ます。
以下のような口コミが多いです。
- 部活に忙しい時でも、空いた時間に勉強できます。
- タブレットやアプリを使い、楽しんで学習できるように工夫されています。
- 塾と違い親は送迎しなくて良くて助かります。
こどもチャレンジ
未就学児対象の通信教育で、キャラクターのしまじろうはコンサートが行われるほど大人気です。
毎月教材が届き、就学準備にもピッタリなサービスです。
以下のような口コミが多いです。
- 情報豊富な情報誌やおもちゃが毎月届く割に安いのでコスパ最強。
- 年齢に合わせた知育玩具が届くのがうれしいです。
- 遊びながらマナーを学ぶことができます。
たまひよ
たまひよとは、「たまごクラブ」と「ひよこクラブ」合わせた呼び名で1993年には新語・流行語大賞で銅賞に選出されました。
たまごクラブは妊娠・出産、ひよこクラブは赤ちゃんに関する情報がそれぞれ発信しているサービスです。
以下のような口コミが多いです。
- 情報誌には育児の分からないことがなんでも書いてあるので助かります。
- 夫婦で情報を共有できる子育てのテキストみたいなものです。
- 写真なども多く掲載されているので見やすいです。
ベネッセについておさらい
(出典:ベネッセ)
ベネッセは岡山県岡山市に本社を置く企業で、正式名称は、株式会社ベネッセコーポレーションです。
グループ会社全体の売り上げは4000億円以上の、日本を代表する大手企業で、同社の現在の主な事業内容は通信教育、出版業です。
前身は株式会社福武書店で、語学関連の書物を手掛けていたのが同社のルーツになっています。
扱っているサービスは「こどもちゃれんじ」・「たまごクラブ」・「進研ゼミ」など、高い知名度を誇るものが多く、このほかにも老人ホームの運営など幼児からシニアまで幅広い層向けに事業を展開しています。
項目 | 内容 |
---|---|
正式名称 | 株式会社ベネッセコーポレーション(Benesse Corporation) |
公式サイト | https://www.benesse.co.jp/ |
本社所在地 | 〒700-8686 岡山県岡山市北区南方3-7-17 |
設立 | 2009年10月(現法人) ※元となる福武書店は1955年1月設立 |
事業内容 | 教育、出版、通信販売事業 |
主要事業 | ・通信教育(進研ゼミ、こどもちゃれんじ) ・教育出版事業 ・学習教材開発 ・模擬試験運営 ・教育関連サービス |
代表的な商品 | ・進研ゼミ(小・中・高校講座) ・こどもちゃれんじ ・たまごクラブ/ひよこクラブ ・サンキュ! ・いぬのきもち/ねこのきもち |
主要グループ会社 | ・株式会社東京個別指導学院 ・株式会社進研アド ・株式会社ベネッセスタイルケア ・Classi株式会社 |
代表的キャラクター | ・しまじろう(こどもちゃれんじ) ・たまひよ ・コラショ(進研ゼミ小学講座) ・ニャッチ(進研ゼミ小学講座) |
社名の由来 | ラテン語のbene(よい、正しい)とesse(生きる、暮らす)を組み合わせた造語 |
特徴的な取り組み | ・ICT教育の積極的導入 ・ベネッセアートサイト直島の運営 ・シニア向けサービスの展開 ・グローバル教育事業の推進 |
財務情報 (2024年3月期) | ・売上高:1,765億9,400万円 ・営業利益:93億600万円 ・経常利益:92億7,500万円 |