東京都渋谷区に拠点を置く、動物らしくいられる権利を守ることを目的とする認定NPO法人の、アニマルライツセンターについて検索結果には「やばい」「炎上」などのワードがあります。

(出典:google)
今回はそんな噂をひろゆきさんの意見やネットの声、なんJなど掲示板の情報など網羅的に調査しました。
アニマルライツセンターが「やばい」「炎上」などの噂はなぜ?
研究開発のための実験動物や、食料にされる動物、観覧用の動物、毛皮等のために処分される動物など、人間の支配下に置かれる動物の問題に取り組んでいるアニマルライツセンター。
2005年からスタートした毛皮反対キャンペーンでは、日本での毛皮消費量を10年間で約80%ほど削減させた実績をあげていますが、アニマルライツセンターの主張がおかしい、怪しいといった声があがっているようです。
ほんとに過密と言える?
千葉県九十九里町の「いわし資料館」。
およそ3,000匹のイワシの群れが周遊している水槽について、過密状態だとアニマルライツセンターが展示廃止を訴えました。
この訴えに対して、イワシの生態系的に問題があるとは思えない、科学的根拠をもって批判しているのかなどと言う口コミがでていました。
人間からすれば、ぎゅうぎゅうの満員電車にでも乗せられているかのように感じても、イワシからしたら大きな群れを作って泳ぐことが種としての本能でもあることでしょう。
人間には人間の、魚類には魚類に適した暮らし方がるので、ポストに上がっているように専門家の意見を考慮して、イワシにストレスのない環境で飼育展示していってほしいですね。
価値観の押し付け?
先のイワシ問題だけでなく、伝統行事である三重県の上げ馬神事など、伝統的行事や神事での動物の扱い方について、虐待にあたると主張するアニマルライツセンターについて、価値観の押し付けだと反論する声があがっていました。
三重県の上げ馬神事については、Evaの代表理事である杉本彩さんと共に、三重県知事に改善要望を出したアニマルライツセンター。
時代の変遷とともに、従来通りの動物の扱い方に疑念を抱く人たちが出てくるのも自然なことですし、長きにわたり伝統を受け継いできた地元の考え方も、もちろん当然の姿勢ですね。
動物との共存。
よりよい動物たちとの関係性の中で伝統を維持することは、なかなか難しい問題ではあります。
議論を尽くし、ベターな着地点を見つけて改善していくことが、動物と人間が穏やかに生きることに繋がるのかもしれません。
牛乳のひみつはデマ?
乳牛についてのアニマルライツセンターが発信した漫画について、こんな非道な飼育方法はありえない、酪農家の冒涜でありデマだという反論がよせられていました。
しかし、2023年6月、島根県の牧場で撮影された牛を蹴りつけている動画がSNSに投稿され、事実確認の為に県の畜産課が立ち入り調査をするという出来事がありました。
2019年にアニマルライツセンターが発行した漫画の牛を虐待する内容が、フィクションではなく、現実に虐待していた酪農家がいたことに、改めて衝撃を受けた方もいるでしょう。
もちろん、ほとんどの酪農家の方々は、牛たちが健康にすごせるように、日々丁寧に飼育をしているでしょうが、酪農に限らず様々な事柄には、一部では不適切な行いがあるのもまた、現実ではないでしょうか。
アニマルライツセンターが発信することは全て眉唾ものだと疑うのではなく、もしかしたらこのような側面もあるかもしれないと考えながら、動物への接し方を見直すことは、非常に大切なことに思えますね。
ひろゆきとの対談に賛否あった?
ひろゆきさんとアニマルライツセンター代表理事 岡田さんの対話も興味深いです。
個人的にはどちらの意見にも正しさがあって尊重すべきだと思うのですが、視聴者によっては賛否あったようです。
ABEMAの番組「動物園は必要か」において、ひろゆきさんは動物園が「生態系の保存や教育的役割を果たしている」と主張し、アニマルライツセンターの全面的な反対姿勢に疑問を呈しました。
動物園が絶滅危惧種の保護や教育的価値を提供している点を強調し、単純に「虐待」として否定するのは非現実的だと述べています。
また、アニマルライツセンターが三重県の「上げ馬神事」などの伝統行事を「動物虐待」として批判したことに対し、ひろゆきさんは「外部の価値観を押し付けることは地元文化への冒涜であり、反感を招く」と指摘。
このような活動が、動物愛護の本来の目的から逸脱していると感じている人すらいるようです。
アニマルライツセンターの良い口コミ1:積極的な情報発信
いわし資料館での飼育方法が過密であるという指摘や、三重県の伝統行事である上げ馬神事などでの動物の扱い方が虐待であるとする主張。
牛乳のひみつという漫画について、酪農家を冒涜する内容だと批判する声が寄せられていたアニマルライツセンターですが、動物の尊厳を守るために積極的に情報発信をする団体であることが、SNSやYouTubeなどで伝わってきました。
強制給餌の動画
高級食材のフォアグラ。
ガチョウに沢山のエサを与えることで、肝臓を肥大させて作るものです。
人間の都合で必要以上にカロリー摂取をさせるという行為は、動物虐待に当たると判断され、アメリカのカリフォルニア州では、フォアグラの製造販売を禁止する州法が施行されています。
日本では、フォアグラについての規制は今のところ無いようです。
渡り鳥を先祖とするガチョウは、長距離移動の為に脂肪を蓄える性質があります。
その性質を利用し、更に肝臓を大きくしたいという人間の欲が、動物実験のようにガチョウに何度もエサを流し込み、異常なまでに太らせる。
この強制給餌をアニマルライツセンターが発信することで、本当にフォアグラが必要なのかどうか、多くの人々が考えるきっかけを与えたことでしょう。
アニマルウェルフェアについて
アニマルウェルフェアとは、WOAH(国際獣疫事務局)の勧告により、「動物が生きて死ぬ状態に関連した、動物の身体的及び心的状態」と定義しています。
家畜の誕生から死に至る過程まで、ストレスや疾病などを減らして、快適な環境下で飼育することを広めるために、アニマルライツセンターも情報発信されています。
人間の食生活の為に、大量生産、工場生産のように飼育されている家畜の惨状について、その生を全うするまで、より良い環境で飼育しようと声を上げているアニマルライツセンター。
命をいただく一人の人間として、この現実から目をそらさず、アニマルウェルフェアが向上するように、考えていかなければならないですね。
アニマルライツセンターの良い口コミ2:街宣活動&賛同する企業
フォアグラを作るための強制給餌や、アニマルウェルフェアの向上など、動物たちの飼育現状について積極的に情報発信をしているアニマルライツセンター。
SNSだけでなく街中に出て呼びかけたり、賛同する企業が出てきたりと、、アニマルライツセンターの動物たちを思う気持ちが、少しずつ広がっていることを実感する声もあがっていました。
ストップ!妊娠ストール
子どもを産むために飼育される母豚は、種付け後に個別に単体飼育をします。
その際に使う檻のことを妊娠ストールと呼んでいます。
方向転換も出来ないような狭い空間に閉じ込め、ストレスにさらされ続ける母豚。
2021年12月時点では、法的規制の無い日本の養豚業では、妊娠ストールがほぼ一般的に行われているようです。
この状況をアニマルライツセンターの活動で知り賛同した方々が、実際に街頭宣伝までされているツイートがありました。
生まれて死するまで動物たちの尊厳を守り、環境を整えて飼育する動きが、どんどん広がって欲しいですね。
ケージフリーに賛同の企業
狭いケージに閉じ込められ、青空や太陽の下で土壌を歩きまわることもなく、一生を終えるであろう鶏たち。
大量の卵や鶏肉を必要とする人間の為に、本来の鶏が過ごすべき環境を奪われ、命を作られ途絶えさせられるサイクル。
この不自然な現状を訴えるアニマルライツセンターに賛同する企業がありました。
新潟県にある株式会社オークリッチ。
「良い卵は健康な親鳥からしか生まれない」という信念のもと、自然と共に放し飼いで鶏を育ててくれています。
経営や効率重視でケージで大量生産するのが当たり前になってしまった現代は、卵本来の質から遠くかけ離れてしまいました。
動物たちを自然な環境で過ごさせることは、アニマルライツセンターが求めることであり、その理念に賛同する企業が増えていくことは、動物も人間も健やかに生きることのできる世界を作ることに、繋がっていくような気がします。
遥か昔の、日本ならではの動物への考え方や、風土、食生活。
改めて見直してみたいと思わせてくれる団体アニマルライツセンターの、これからの活動にも注目していきたいですね。
アニマルライツセンターについておさらい
1987年設立のアニマルライツセンター。
動物たちの生存権を擁護し、人間による非倫理的な殺傷、虐待、遺棄をなくすよう啓発することや、動物と人間の関係性が穏やかに、共存できる世界を目指し活動している団体です。
動物虐待や動物の取り扱いに関すること、動物実験の悲惨な現状について発信することで、廃止するよう世論に訴え、動物実験を減らす取り組み及びそれらの被虐待動物の保護やパネル展、キャンペーンなどを行っています。
概要
以下にアニマルライツセンターの概要をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 団体名 | 特定非営利活動法人アニマルライツセンター |
| 法人格 | 特定非営利活動法人 (NPO法人) |
| 認定NPO法人 | 認定期間: 2023年9月14日 ~ 2028年9月13日 (PST基準) |
| 設立年月日 | 1987年10月1日 |
| 法人格取得年月日 | 1999年11月30日 |
| 代表者 | 代表理事 岡田 千尋 (内閣府NPO法人ポータルサイトでは「吉田 千尋」と記載されている場合がありますが、団体ウェブサイトやCANPANでは「岡田 千尋」とされています。) |
| 創設者 | 川口 進 |
| 所在地 (主たる事務所) | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町12番3号 ニュー渋谷コーポラス1009 |
| 活動目的 (定款より) | 動物たちの生存権を擁護し、人による非倫理的な殺害、虐待、遺棄をなくしていくことを啓発し、それらに尽力している人々と連携し、相互支援し、人と動物たちが穏やかに共存できるよう活動し、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。 |
| 主な活動内容 | – 畜産動物、水産動物、衣類、実験、娯楽のために利用される動物の福祉向上と権利擁護 – 動物実験の廃止、代替法の推進 – 毛皮反対キャンペーン – フォアグラ反対キャンペーン – ケージフリー宣言の推進 – アニマルウェルフェアに関する企業への働きかけ、ESG投資家との対話 – 肉食を減らす「ミートフリーマンデー」の推進 – 法改正へのロビー活動 (動物愛護管理法など) – 啓発活動 (デモ、チラシ配り、勉強会、パネル展など) – 情報発信 (ウェブサイト「Hachidory」運営、資料作成) – 被虐待動物の保護 (例: 保護ぶーちゃんプロジェクト) |
| 活動地域 | 全国 (中心となる活動地域: 東京都) |
| 活動分野 (NPO法人ポータルサイトより) | 社会教育/環境の保全 |
| 役員構成 (2023年5月時点 CANPAN情報) | 理事: 5名 (代表理事 岡田千尋含む) 監事: 2名 (団体ウェブサイト情報と合わせて解釈) アドバイザー: 3名 スタッフ: 5名 合計: 13名 (役員・職員数合計として CANPANに記載)。団体ウェブサイトでは理事5名、アドバイザー3名、監事2名、スタッフ5名と紹介。定款では理事5名以上15人以内、監事1人以上3人以内と規定。 |