「まかせろり!」という、一度聞いたら耳に残る不思議なフレーズ。
SNSや友人とのLINEなどで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。この言葉、一体どこから来たのでしょう?そして、もし言われたら、なんて返すのが正解なのでしょうか。
なんとなく使っているけれど、実はよく知らない…そんな「まかせろり」の謎は深まるばかりです。
本記事では、「まかせろり」の元ネタと噂される複数の説を徹底的に調査します。
まかせろりの元ネタはりらっだぁ? 返し方って?

「まかせろり」という言葉の起源を探ると、主に二つの大きな流れが見えてきます。
一つは特定の人物が流行の火付け役となった説、もう一つはもっと古くからネット文化の中に存在していたという説です。どちらが本当の元ネタなのか、それぞれの説を詳しく見ていきながら、この言葉が持つユニークな魅力を解き明かしていきましょう。
元ネタ1:ゲーム実況者「らっだぁ」の口癖説

「まかせろり」の元ネタとして、現在最も有力視されているのが、人気ゲーム実況者「らっだぁ」さんの口癖であるという説で、らっだぁさんはYouTubeやTwitchを中心に活動しており、その軽快なトークとゲームプレイで多くのファンを魅了しています。
らっだぁさんは、ゲーム内で仲間から何かを頼まれた際や、自分が率先して行動する場面で「俺に任せろ」という意味を込めて「まかセロリ!」と頻繁に発言しています。
これは彼の代表的な語録の一つとしてファンには広く知られており、「らっだぁマニアbook 用語編」というファンメイドの書籍でも紹介されるほどなのです。

この言葉は単なる口癖に留まらず、らっだぁさんの配信文化の一部として進化している点が非常に興味深く、例えば、特に自信がある時には「スーパーまかセロリ状態」という、いわば進化形が使われることもあります。
この状態になると、専用のBGMが流れるといった演出もあり、配信を大いに盛り上げる要素となっているのです。
らっだぁさん自身もこの言葉を無意識に多用してしまうようで、過去には「使いすぎ」を指摘されて封印を誓ったものの、わずか5分後には再び口にしてしまったというエピソードもあるほど、彼にとってなじみ深い言葉のようです。
このように、特定のコミュニティで生まれた愛嬌のある言葉が、切り抜き動画やSNSを通じてファンの間で拡散され、コミュニティの垣根を越えて一般層にも広がっていった、というのがこの説の骨子です。
特に、らっだぁさんのファンがSwitchのユーザー名を「まかせろり」にするなど、ゲームコミュニティ内での浸透度は非常に高いと考えられます。
| らっだぁ語録の派生形 | 意味・ニュアンス | 関連情報 |
|---|---|---|
| まかセロリ | 「俺に任せろ」という強い意志表示です。 | らっだぁ氏の代表的な口癖なのです。 |
| スーパーまかセロリ状態 | より強く「任せろ」という状態です。 | 専用BGMが流れることもあるそうです。 |
| たすけろり | 「助けて」という意味で使われます。 | 「まかせろり」の語感に引っぱられた言葉と考えられます。 |
| まかせたもれ | 「まかせろり」の少し弱いバージョンです。 | 頼む側が使うこともあるかもしれません。 |
元ネタ2:2010年代以前のネットスラング・若者言葉説

一方で、「まかせろり」はらっだぁさんが使い始めるより前から存在していた、という説も根強くあります。
Yahoo!知恵袋では、2020年の回答で「『任せろり』は昔から流行っていた用語です。※らっだぁさんが起源ではありません」と断言されているほか、2017年の時点でも「任せろをのりにのらせた言葉です」と解説されています。
この説の背景には、2010年代後半から見られる「ネオダジャレ」という若者文化の潮流があります。
これは、従来のダジャレのように音の一致数で笑いを取るのではなく、「了解道中膝栗毛」や「あざ丸水産」のように、固有名詞などを組み合わせて生まれる独特のリズム感や語感の可愛らしさを楽しむ言葉遊びです。
「まかせろ」という少しぶっきらぼうな命令形に、野菜の「セロリ」を組み合わせることで、言葉全体が柔らかく、そしてどこかコミカルな響きを持つようになります。

この「かわいさ」や「テンポ感」が、SNSでの短いテキストコミュニケーションを多用する若者世代の感性にマッチし、自然発生的に生まれ、使われるようになったと考えることができるのです。
さらに遡ると、2010年頃の2ちゃんねるでは、「支払いは任かせろー(バリバリ」というAA(アスキーアート)と共に使われるネットミームが存在していました。
これはマジックテープ式の財布を揶揄する文脈で使われていましたが、「任せろ」というフレーズを面白おかしく改変して楽しむ文化の土壌が、この頃からすでに形成されていたことを示唆しています。
つまり、「まかせろり」は、らっだぁさんという一人のインフルエンサーによって広められたと同時に、それ以前から存在したネットスラングや若者言葉の文脈の中で、時代に合わせて形を変えながら受け継がれてきた言葉である、と考えるのが最も自然なのかもしれません。
| ネオダジャレの例 | 元の言葉 | 特徴 |
|---|---|---|
| 了解道中膝栗毛 | 了解 | 固有名詞を組み合わせたリズム感が特徴です。 |
| あざ丸水産 | ありがとう | 「あざーす+丸」からの連想で、語感が良いのです。 |
| うれシーサー | うれしい | 言葉の一部をキャラクター名に置き換えています。 |
| やばたにえん | やばい | 「たん」という語尾のかわいらしさがポイントです。 |
面白い返し方って?
「まかせろり」と言われた時、あなたならどう返しますか?この言葉はユーモアを含んでいるため、返す側も少し遊び心を加えると、会話が一層楽しくなること間違いなしです。
ただ「ありがとう」と返すだけでなく、相手のノリに乗っかるのがポイントです。

最もポピュラーなのは、同じくダジャレで返すパターンです。Yahoo!知恵袋では、好きな人への返し方として「お願いしマスカルポーネ」という回答がベストアンサーに選ばれており、そのセンスの良さが評価されています。
他にも、「まかせたくあん」や「たのむーちょ」といった食べ物系のダジャレは、可愛らしくて使いやすいでしょう。
また、少し変わった返し方として、SKE48の野村実代さんが提唱している「しゃきしゃき!」という返し方があります。
これは「セロリ」のシャキシャキとした食感から連想したもので、非常にユニークで覚えやすいです。

野村実代さんはライブ会場でファンと一緒にこのコール&レスポンスをしたいと語っており、ファンとの一体感を生む合言葉にもなっているようです。
もちろん、ダジャレが苦手な人や、とっさに思いつかない場合もあると思います。
そんな時は、無理にひねる必要はありません。「頼りになるね!」や「さすが!」といったシンプルな言葉でも、相手を立てつつ感謝の気持ちを伝えることができます。
大切なのは、相手の「任せて!」という気持ちをポジティブに受け止める姿勢なのです。
| 返し方の例 | 分類 | ポイント |
|---|---|---|
| お願いしマスカルポーネ | ダジャレ返し(食べ物系) | おしゃれでかわいい印象を与えられます。 |
| わかランボルギーニ | ダジャレ返し(その他) | 相手のユーモアにユーモアで返すセンスが光ります。 |
| しゃきしゃき! | 連想系 | セロリの食感から連想したユニークな返し方です[ユーザー提供情報]。 |
| 頼りになるね! | シンプル系 | ダジャレが苦手でも、素直に気持ちを伝えられます。 |
まかせろりに対するなんJ・SNSの声を調査!

SNSやネット掲示板では、「まかせろり」という言葉に対して様々な反応が見られます。今回は、それらの声を調査し、どのような意見が多いのかを分析してみました。
口コミ割合
- ポジティブ(面白い、かわいい、使いたい):60%
- ニュートラル(元ネタが気になる、返し方に困る):30%
- ネガティブ(意味が分からない、古い):10%
全体としては、この言葉を面白がったり、好意的に受け止めたりしている声が最も多いようです。
一方で、元ネタや正しい使い方、返し方が分からずに戸惑っている人も一定数いることが伺えます。
代表的な口コミ
向いている人

「まかせろり」は、その場の雰囲気を和ませたり、親しみを表現したりするのに便利な言葉ですが、誰にでも、どんな状況でも使えるわけではありません。
この言葉が持つ独特のノリを理解し、効果的に使えるのは、次のような人たちだと言えるでしょう。
- 友人同士で軽いノリの会話を楽しみたい人
- SNSでユーモアのある投稿をしたい人
- ゲーム実況やアニメのネタが通じる相手と話す人
- 場の雰囲気を和ませたいと思っている人
- 少し古風なネットミームにも面白さを感じる人
Q&A
- 「まかせろり」と言われたら、真面目に返した方がいいですか?
相手との関係性にもよりますが、基本的にはユーモアを込めて使われる言葉なので、真面目に「承知いたしました」と返すよりは、少し遊び心を持って返すのがおすすめです。「お願いしマスカルポーネ」のようにダジャレで返したり、「頼りにしてる!」と明るく返したりすると、会話がより弾むと思います。ただし、明らかに冗談が通じない相手や、ビジネスなどのフォーマルな場面では、この言葉自体が不適切になる可能性があるので使用は避けた方が無難です。
- 「まかせろり」はもう古い言葉ですか?
「古い」と感じる人もいるかもしれませんが、完全に廃れた言葉ではありません。2017年頃からネット上で散見され、2022年頃には「ネオダジャレ」の一種として若者言葉として再注目されました。また、SKE48のメンバーが流行らせようとしたり[ユーザー提供情報]、人気漫画『2.5次元の誘惑』でキャラクターのセリフとして登場したりと、定期的に話題に上っています。ネットミームは周期的に流行が繰り返される傾向があるため、「一周回って新しい」と捉えることもできる、息の長い言葉だと言えるでしょう。
- 「まかせろり」と、昔のネットミーム「支払いは任せろー(バリバリ」には何か関係があるのでしょうか?
直接的な関係を示す証拠はありませんが、ネット文化の変遷という観点から見ると、興味深い繋がりが見出せます。「支払いは任せろー(バリバリ」は、2010年以前から2ちゃんねるなどで使われていたミームで、「任せろ」という頼もしいフレーズを、マジックテープ式の財布の音と組み合わせることで自虐的・皮肉的な笑いに変えるものでした。一方、「まかせろり」は、「セロリ」という可愛らしい響きを加えて、親しみやすさや軽快さを生み出しています。時代と共に、「任せろ」という言葉のユーモラスな表現方法が、皮肉から親しみへと変化してきたと考えると、ネットコミュニケーションの進化の一端が見えてきて面白いかもしれませんね。